マドリッドから発信


by dias-madriz
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Burgos vol.2

ブルゴスと言えば、やっぱりカテドラル(大聖堂)が観光のメインスポット。
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正式名称はLa Catedral de Santa María de Burgos (サンタ・マリア大聖堂)。ブルゴスのノートル・ダムですね。1984年に世界遺産に登録されている。

ちなみに2008年現在、スペインの世界遺産数は40。ランキング1位のイタリアとは1つ差。ちょっと前までは、スペインが1位だった。

でもユネスコが制定する世界遺産って国によって偏りがあるよね。スペインに40もの世界遺産があるのは、スペイン人がユネスコ事務局長だった(1987年~1997年)時代が関係しているとも言われている (それが本当だったら公私混同ぢゃんか)。まあ、真偽のほどはさて置き…。

13世紀初め、フランス・ゴシック建築のカテドラルに感銘を受けた当時の司教マウリシオは当時のカスティージャ王フェルナンド3世と共に、ロマネスク建築のカテドラルを解体し、そこにゴシック建築の大聖堂建設を決める。
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ロマネスク様式時代を再現した部屋に置かれているカテドラル全体の模型。

着工当初の13世紀はフランスのゴシック・スタイルの影響が強いが、15世紀に入るとドイツのゴシック・スタイルも取り入れられる。カテドラルの正面ファザードはフランスのパリやランスにあるノートル・ダム大聖堂の影響を大きく受けている。
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16世紀に入る頃までには、大部分が完成したが、細部の増改築は18世紀まで続く。一口にカテドラル建築と言っても、数世紀に及ぶ建設の中で16世紀のルネッサンス、17~18世紀のバロック建築も取り入れられている。
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カテドラル内に展示されていた当時の建設現場を描いた絵。現代のようにクレーン車やら、トラックやら便利なモノが何にもない時代だから完成まで何百年もかかるのは当然だよね。

気の遠くなる作業の中、一体どれだけの人の血と汗と涙が流されたのだろうか・・・。日本の○○○工務店とか○○○建設とかに依頼したら1年で終わるのかもしれない…って無理だけどさ。

ブルゴスのカテドラルは厳格でドーンとした本来のゴシック建築に比べると、若干ゴテゴテしている。Gótico Florido (ごてぃこ・ふろりーど)というデコラティブなゴシック様式だから。
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ブルゴスではカテドラルに近いホテルに泊まったので、5日間、毎日眺めていたけど、全然飽きなかった。写真も捨てるほど撮ったけど実物の感動は得られない(カメラマンの腕が悪いだけか…)。

ブルゴスのカテドラルは、スペインの中では、セビージャ、トレドに次いで3番目に大きいが、スペインで一番美しいゴシック建築と言っても過言ではない。まあ、好みも問題もあるけどね。
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これだけ古い建築物を維持するためには、修復や清掃が欠かせない。だから、旅行中にお目当ての教会や宮殿に入れないことは割りとある。逆に、旅行が運良く修復・清掃直後に当たれば、本当にラッキーだ。

相棒F氏はブルゴス訪問2回目。前回訪れた時は、外装の修復・清掃が終わった直後だったらしく、今回よりもずっと綺麗だったぞー、と自慢していた。

ちなみに若かりし頃(何十年前だ?)パリに留学していたF氏。当時のノートル・ダム大聖堂の外装は真っ黒に汚れていて、どんよりした雰囲気を醸し出していたと嘆いていた。

2年前に果たしたパリ再訪では、すっかり綺麗になっていたノートル・ダムに感動しきり。ある意味、真っ黒だったノートル・ダムを見たい気がするのは私だけ?

ブルゴス紀行、次回は美味しい美味しい「ブルゴスごはん」の予定♪
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by dias-madriz | 2008-09-11 23:35 | Viaje