マドリッドから発信


by dias-madriz
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Dar el pésame

昨日の Spanair の旅客機事故でスペイン中が喪に服しています。
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バカンスシーズンのため、飛行機は満席。乗務員を含む172名のうち生存者は19名。生存者がいるのが奇跡に近いほどの大惨事だった。
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マドリッド発グラン・カナリア島行き Spanair JK5022 は Lufthansa LH 255 とのコードシェア便だったため乗客にはドイツ人など外国人もいた。夏休みだから子供もたくさん乗っていた。

エンジントラブルの影響で機体を変更するというアナウンスもあったらしいが、結局は同じ機体で1時間半の遅れと共に離陸。その後エンジンの左部分から出火。

乗客の中には、飛行機の異常に不安を覚え、離陸前に家族へ携帯メールを送っていた。飛行機を降りたいと訴えたが認めてもらえず、不安を抱きながら結局は帰らぬ人となってしまった。奥さんと息子さんが悔し涙で、インタビューに答えていた。

相棒F氏と私は昨日、バカンス先のミュンヘンから帰ってきた。事故の影響でフライトはキャンセルになると思っていたが、3時間遅れでマドリッドのバラハス空港に到着。

Spanair の発着はターミナル2だけど、私たちが使った Iberia の発着ターミナル4のわずか1kmほどのところで炎上したため、ターミナル4内も夜中の1時過ぎにも関わらず混乱していた。

飛行機は交通手段の中でも最も安全と言われている。車の交通事故よりも遥かに確立が低い。でも事故は起こる。犠牲者にとっては確立なんて関係ないのだ。

同じ日に同じ空港を使った私たちとしては、色々考えさせられた。犠牲者の多くは私たちのようにバカンスを楽しむ又は楽しんだ直後だったはずだ。

犠牲者のご冥福を心からお祈りすると同時に、その家族・友人の悲しみが一瞬でも和らぐ日が来ることを願って…。
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by dias-madriz | 2008-08-21 23:47 | Vida