マドリッドから発信


by dias-madriz
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気がついたら、明日で仕事納め♪

日曜日に日本へ一時帰国のため出発です。日本の皆様、是非是非お会いしましょうね!

さてさて、前回の投稿の続き。荒れ果てた引越し作業中の写真をアップしたままでした。あれから約2週間。

無事に引越しも終わり、新居もほぼ整い、新しい家具も買い揃え、古いアパートも綺麗に掃除して引き払い、既に新生活がスタートしましたぁぁ♪

相棒F氏がスペインに帰国してから数ヶ月、私の小さなアパートでプチ同居していたが、さすがに二人で住むには狭いと言うことで、よーやく見つけた物件は、そりゃあもう最高。

マドリッドの中心地にありがちな、いい雰囲気の古い建物。リフォーム直後の物件だし、エレベータもあるし、天井も高いし、何と言ってもひろーーーーいサロン♪

立地条件は最高だし、家賃も破格。スペインの住宅バブル崩壊で家賃が下がってきたのかしらん♪なーんていいことずくめで浮かれまくっていた私たち…。

でもね…。

どこの国でもそうだけど、賃貸ってのは住んでみないと実態は分からんのだね。

スペインの集合住宅は基本的に壁が薄い。

スペイン人はよく喋るし声もデカイ。音楽もテレビも大音量。秩序のあるスペイン人も勿論いるけど、一般論で言わせてもらえばスペイン国民の騒音の許容度は日本の10倍か???

新居のサロンと寝室は、壁越しにお隣さんの会話が筒抜け。まるで私の部屋で会話されている感じ。これは前のアパートでもそうだったけど、新居の隣人は会話内容がイタダケナイ。

朝っぱらから大声で旦那に文句タラタラ。一日中、文句タラタラタラタラタラ…。聞きたくもない恨み辛みが嫌でも耳に入ってきて、かなりどんよりさせられる。

なんかね地獄の底からのうなり声って感じなんだよ。

おまけに朝っぱらから毎日掃除機をかけやがる。朝ですよ、朝。7時くらい。もちろん、土日もね。

腹筋からの発声で文句タラタラタラ…、掃除機ゴォォォォ…。

眠れない日々が続き、こちらもイライラしていたので壁を叩いてみたところ、

「あたしは自分の家にいるのよぉぉぉぉ!自分のしたいことをしているのよぉぉぉ!なんなのアンタたちぃぃぃ!そんなに静かさを望むんだったら、どっか田舎の一軒家にでも住めばいいのよぉぉぉ!」

と思いっきり壁越しに怒鳴られた。

その剣幕と言ったらね、アナタ、怒鳴り声で壁が崩壊するんじゃないかと思ったほどよ。ワタクシ、今までの人生であそこまでアカの他人に怒鳴られたの初めてだったよ。

多分、この奥さん病気なんだね。旦那との会話も普通の精神状態だったらありえない内容だし。

そんな逆切れをされ、相手にしなきゃいいものの、私もキレた。引越しの疲れと、1週間分のイライラが爆発。もうね、自分で言うのも何だけど、憤死するかと思ったさ。

「っつーか、何様のつもり!あたしだって自分の家にいるのよ!あんたこそ田舎の一軒家へ行きなさいよぉぉぉ!キィィィーーー!」と泣きなが壁越しに応戦。

相棒F氏は私をたしなめるのに精一杯。

基本的にF氏はスペイン人とは思えないほど物静かな人。あの奥さんは精神的におかしいと気づき、まともな会話が出来ないと判断したため、怒鳴られても無視していた。

でも私はダメなんだよね…。

スペインにありがちなこーいう出来事に今でもイチイチ反応してしまう。この5年間でたくさん嫌なことを経て学んだ筈なのに、まだまだ無視できない。もっと成長しなければ…。

頭のおかしい隣人と同じ建物にいられないとソッコー判断。急遽、昔のアパートの大家さんに電話して、戻ってもいいかどうか聞いてみた。

返事はOK。本当にいい大家さんだ。

そんなこんなでこの1週間は新居から出来る限りの荷物を運び続けている。引越しして1週間後にまた引越しって…タダのバカじゃんね。

新居用に買った家具は前のアパートには収まりきらないし、新居は1年契約だったので1週間で出て行くって言うのもかなり問題あり。

下手したら6ヶ月分の家賃を払い続けなければならない。2回分の引越し費用だってバカにならん。

でもね、結局人生はお金じゃないんだよ。

私たちには今すぐ戻れるアパートがあるのだ。前のアパートは既に興味を持っている人が何人かいたらしいが、大家さんが私たちに再び貸してくれると言った。本当にありがたいことなんだ。

えっちら、おっちら、引越しの荷物を前のアパートに運んでいたところ、昔の隣人に遭遇。

「あら?アンタ!引越ししたんじゃなかったの?どうしたの?戻ってきたの?」

新居での出来事を話したら、

「可哀想に…。でも、大丈夫。私たちのアパートは変な隣人はいないのよ。みーんないい人。アンタは私たちの隣人なんだから戻ってきて正解よ。出て行っちゃダメよ。」

もう、半泣き状態でウンウンうなずく私。

そう、このアパートもかなりうるさかった。みんな大声で怒鳴りまくったり、音楽ガンガンだけど、そこには愛情がある。口は悪いけど、人様の悪口は言わない凛とした下町精神。人情がある隣人たち。

「捨てる神あれば拾う神あり」。身を持って体験した。

どんなに素敵な物件でも、どんなに素敵なインテリアを揃えても、心が荒んでいたら幸せにはなれないんだ。モノは人を豊かにしてくれない。

2008年はとんでもない出来事で幕を閉じようとしている。まあ、ここまで落ちれば後は上るしかないからね。2009年はとにかく平穏で平和な日々を送れれば、もうそれで大満足です。

皆様、メリークリスマス&よいお年を!

来年もよろしくお願いいたします。
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by dias-madriz | 2008-12-19 10:30 | Vida | Trackback | Comments(2)

La mudanza

相棒F氏のブリュッセル引越し以降、私の生活がバタバタ…。気がついたら師匠も走る月になってしまったのね。

12月は3週間だけ働いて、その後は1ヶ月ほど日本へ一時帰国♪日本の皆様、お暇だったらお相手よろしくお願いします。

毎年帰国の前は、日本で買いたい本だの、生活用品だのをインターネットで検索したり、1ヶ月滞在プランをゆっくり考えたりするんだけど、今年は無理。

帰国を数週間後に控え、引越しが決定してしまった。

新しいアパートは今よりも広いし、エレベーターもついているから快適♪なんて喜ぶのも束の間…。余計な家具だの、趣味の違う絵だの要らないものが山ほどある。

新しい大家さんは「何でも捨てていいわよー♪」と太っ腹な方だけど、捨てるのにだって一苦労だ。

普通、引越しが決まったら、IKEAなんぞに行って、足りない家具を揃えて、組み立てて…って流れなんだろうけど、こちらの欲しい家具をそろえる前にいらない家具を分解したりしてるので余計な仕事が多い。

IKEAの家具を組み立てたことは無いけど、分解するのにはすっかり慣れたぞ。

筋肉痛にムチ打ちながら、夜中の引越し作業。これは今住んでいる古いアパートの一部分。
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本棚を分解して、本の箱詰め最中。本って持つもんじゃないとつくづく実感。全部捨てたくなるくらい重い…。

まあ、運搬は業者さんに頼むからいいんだけど、今住んでいるアパートはエレベーター無しの5階(日本の6階)。業者さんに任せっぱなしも、なんだか申し訳ないぞ…。

はぁぁぁぁ、まだ台所も寝室も終わっていない。明日には業者さんが荷物取りに来るって言うのに間に合うのだろうか。現実逃避でブログに逃げ込んでおります。

しかも本日、相棒F氏が救急病院へ駆け込むというアクシデントがあったため(事故でも何でもなく、持病の腰痛悪化しただけ)、力仕事はもっぱらワタクシ担当。

見かけどおりに、力持ちのワタクシですからね。やらなきゃいかんもんは、やりますとも。それにダイエットにもなるしね、って言う割にはちっとも体重減っていないが…。

腰痛の相棒に負担をかけないようにしている女の図。なんだか昔の上司を思い出してしまったよ。お元気でいらっしゃるかしら?
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by dias-madriz | 2008-12-06 03:06 | Vida | Trackback | Comments(4)