マドリッドから発信


by dias-madriz
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Bélgica mi amor vol.2

さてさて、ブリュッセルから100kg近い荷物を運んできた相棒F氏と私。プチ引越し目的の滞在だったので、ゆっくりすることも出来ず、せっかくの美食の国で食べたものはこんな感じ…。
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ベルギーはフレンチ・フライ(フリッツ)発祥の地だから一応ね。Louise にあるレバノン料理屋さんのフリッツが私たちのお気に入り♪ソースは Samurai で。
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Louise のゴディバの横に PAUL が出来ていたので、こちらはちょっとお試しで。

って、こんなんじゃ全然美食ぢゃないぞ!

まあ、いいのよ、いいのよ。
私にとって、ベルギーの美食 No.1 は、ラーメン屋さん 「やまと」 だから♪

ブリュッセルではとっても有名なお店。いつも地元の人たちが大行列している。こちらは看板メニューの 「みそかつラーメン」。
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この2年半、相棒F氏は毎週、私はブリュッセルに訪れる度に通っていたラーメン屋さん。海外で食べるから余計に美味しく感じるのではなく、私の人生で一番お気に入りのラーメン屋さんなのだ♪

相棒F氏にいたっては、彼の人生の中で最高のスープだと大絶賛。ちなみに、F氏はラーメンのスープ云々を語っているのではなく、ラーメンを「スープ」というカテゴリーに入れているのね。これ、スペイン人にありがちな発想。

こちらは私たちのお気に入り 「みそチャーシュー」。
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お店を切り盛りされているのは、日本人ご夫妻。職人肌のご主人が黙々とラーメンを作られ、奥様はサービスを担当されている。

「やまと」 に通い始めた当初、F氏と一緒に「早く食べたいなぁ。みそチャーシュー♪」とお子様よろしく騒いでいたところ、ご主人が「ほぉぉ、スペイン語ですか?」と声をかけてくださった。

それ以降、お店に伺うたびにオーナーご夫妻と会話するようになった。いつもお客さんで溢れている店内。お忙しくてほとんど会話が出来ない状況でも、いつもニコニコ温かい笑顔で見送ってくださる。

海外の日本食レストランには、近寄りがたいサービスのお店がたまにある。アナタもワタシも同じ国から来たはずなんですが…、と小声で言ってやりたくもなる。

でも、「やまと」のオーナーご夫妻は、有名店という看板におごることなく、どこまでも真摯。お仕事中の真剣な眼差しの中に、優しさが感じられる。

だいたい私は、「頑固オヤジの旨い店」系が嫌いなのよね。どんな素晴らしい料理だとしても、「旨いものを食べさせてやっているんだ」って態度の店では、私は決してリラックスできないし、最終的に料理の味だって記憶に残りはしない。

あぁ、今度はいつ 「やまと」 へ行けるかなあ?「やまと」 目的でブリュッセルに行っちゃおうかしら。フフフ。

「やまと」は餃子だって美味しいのよん♪
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by dias-madriz | 2008-11-27 23:42 | Viaje | Trackback | Comments(2)

Pedro Almodovar

昨日の4時ごろ、いつもの通勤路をてくてく歩いていたら、どこかで見覚えのあるオジさん登場。

マドリッドでは相棒F氏以外に知り合いのオジさんはいないので、市場とかスーパーで働いているオジさんだと思っていた。

普段は制服だったり白衣だったりする人が私服だとすぐピンと来ないじゃない?

でも違ったね。何と!

ペドロ・アルモドバル監督だったよ!

レストランとかBarとかで著名人に出くわすことは割りと多いけど、お互い「仕事の移動中です」って感じですれ違うと結構、感動してしまうのだ。

しかも、昨日はアルモドバルと私しかその道にいなかったし。何だかミーハーな投稿だ…。今週は忙しいからもう寝ます。

皆様ごきげんよう。
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by dias-madriz | 2008-11-26 23:58 | Cultura | Trackback | Comments(3)

Bélgica mi amor vol.1

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Viaje (びあへ:旅行) カテゴリーに入れるのはどうかと思うほど、ここ2年半ほど月イチでベルギーへ通っている。相棒F氏がブリュッセルで働いているからね。

ちなみにスペイン語でブリュッセルは Bruselas (ぶるせらす)。スペイン語で国名や都市名を聞くと、時々頭の中が???になる。

例えば、ベルギーの観光名所 Bruges (ブリュージュ)はスペイン語だと 「Brujas :ぶるはす」。

スペイン語版Wiki によると、ブリュージュのスペイン語名「Brujas」の由来は旧ノルウェー語 「Bryggia」 らしい。どう発音するのかは分かりませぬ…。意味は「橋、埠頭、桟橋」。

フランス語の「Bruges ブリュージュ」に意味は無い。都市名ってだけだね。日本人はフランス語読みのブリュージュをよく使うけど、ブリュージュはフラマン語圏の都市。

だからフラマン語では「Brugge ブルッへ」。Brugge は Brug の複数形らしい。そして意味は「橋」。

ブリュージュは運河の街だから橋がたくさんある。フラマン語での都市名にはちゃんと意味があるのね♪
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ちなみに、スペイン語で Brujas は Bruja (ぶるは)の複数形魔女という意味です。橋と全然関係ないぢゃんか。でも、上の写真に実は魔女が潜んでいたりして…。中世の面影を残すブリュージュと魔女とはなかなか相性が良いぞ。

さてさて、ブリュッセル在住2年半の相棒F氏。夏休みをマドリッドで過ごし、9月にブリュッセルへ帰っていった。がっっ、10月にまたマドリッドに舞い戻ってきた。

そしてそのままズルズルと時は流れ、F氏ブリュッセル出社拒否…。いい大人なんだから登校拒否は止めなさい!

まあ、本当のところは2年間のプロジェクトが終わり、別のプロジェクトを引き受ける予定だったんだけど、F氏はブリュッセル生活に疲れちゃったのね。

ブリュッセルは国際都市だから外国人がたくさん住んでいる。スペイン人も多い。日本人も多い。私はブリュッセルが大好きなんだけど、一般的にスペイン人にはウケが悪い。原因はずばり天気の悪さ。そりゃあアナタ、スペインの天気と比べちゃいけませんよ。

日本人の私でさえ、ベルギーの天候はどんよりさせられる。でも、日本は梅雨以外でも雨がたくさん降るし、カンカン照りが嫌いな私はベルギーが大好き♪

それに、スペインに比べたら無音?ってくらい静かで秩序がある国だ。

そんな登校出社拒否おっさんF氏の特権はマドリッドの自宅にいながらもブリュッセルの仕事を受けられること。そうじゃなかったら、昨今の不景気、失業率うなぎ上りのスペインで私の稼ぎだけぢゃあ二人して飢え死にだわよ。

だから10月以降、F氏のマドリッド引きこもり生活スタート♪

夏休み前にブリュッセルのアパートを引き払ってきたF氏。でも荷物の半分は同僚の家に置きっぱなしだったので、この週末二人で取りに行きました。

私にとっては久しぶりのブリュッセルだからラッキー♪なんて思っていたのも束の間。二人でスーツケース4つ、手荷物3つ、合計100Kg 近い、いわばプチ引越し。私はタダの運び屋だったのだ…。

最後のブリュッセルが荷造り&引越しだけかよ!って悪態つきまくりの私を横目に、拠点をマドリッドに戻せる F氏は何だか嬉しそうだぞ。やっぱり腐ってもスペイン人だね。

まあ、これからもちょくちょく仕事でブリュッセルへは行くらしいので、私も意地でも同行してやるぞ!

¡Hasta pronto Bruselas mi amooooor!
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by dias-madriz | 2008-11-19 23:22 | Viaje | Trackback | Comments(2)

La Comunidad

さて、前回の続きです。

あるスペイン映画の舞台となっているこちらのアパート。
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前回の投稿にコメントを下さった Reino de Reine さん大正解です。とても興味深いブログを書かれていらっしゃる方です。

さてさて、映画のタイトルは 『La Comunidad (ら・こむにだー)』 (2000年)。英語で言えばコミュニティーですね。主人公の女性とこのアパートの住人達が繰り広げるブラック・コメディ。
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日本の公開タイトルは 『みんなのしあわせ』

映画内容は邦題が醸し出すほのぼのした雰囲気とは全然違う。でも、この映画の登場人物たちにとっての「しあわせ」とは何ぞや?って考えてみると、中々いいセンスの邦題だと思う。

はっきり言って、個人的にはオススメする映画ではない。「金の亡者」という言葉だけでは足りないくらい結構ゲンナリさせられる映画。でもここまで来ると、呆れるのを通り越してあっぱれという感じです。

それくらい、登場人物たちは歪んだイキイキさを発揮しています。「行き過ぎ」や「大げさ」もここまで来ると最後には笑うしかないから、この映画はやっぱりコメディなんだろう。

主人公を演じるカルメン・マウラはやっぱり最高。80年代はペドロ・アルモドバル作品の常連だった彼女。 『Volver ボルベール〈帰郷〉』 (2006年)で久々にアルモドバル作品に復活。

ウォン・カーワァイが審査委員長を務めた第59回カンヌ国際映画祭の女優賞が主役のペネロペ・クルスだけじゃなくて、カルメン・マウラをはじめとするメイン出演女優達全員へ贈られたのも納得。

『Volver』 はペネロペだけがメインの映画だったらはっきり言ってつまらなかっただろう。ペネロペが目立とうにも目立てないくらい脇の女優が素晴らしかったことに 『Volver』 の成功があったんだと思う。

ペネロペちゃんファンの方々、ごめんね。
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by dias-madriz | 2008-11-13 22:18 | Cultura | Trackback | Comments(2)

San Francisco el Grande

ヨーロッパ、しかもカトリックの国へ訪れたら、やはりカテドラル (大聖堂) や教会は必見。キリスト教徒じゃなくても、例え神を信じていなくても、芸術的観点ではやっぱり訪れるべきだと思う。じゃあ、私の住むマドリッドはどうだろうか。

実は、歴史的に重要とされるカテドラルや教会は無い。なぜ?

1561年にフェリーぺ2世が首都をトレドからマドリッドに移すまでマドリッドは単なる村だった

マドリッドが栄え始めたのはスペイン黄金世紀 (Siglo de Oro) と呼ばれた16世紀。だからマドリッドは歴史的にも、観光的にもパッとしたモニュメントが少ない。

ヨーロッパと言えば、中世の古い街並みが現代に至るまで…って感じだけど、マドリッドはそーいう意味では新しい街だ。勿論、16世紀以降だとしても十分古いですが…。

ちなみに、このフェリーぺ2世はカルロス1世 (世界史的には神聖ローマ皇帝カール5世)の息子、つまり狂女フアナの孫です。

さて、マドリッドのカテドラルと言えば、王宮の横にあるアルムデナ大聖堂 (Catedral de la Almudena)。私の通勤路にあります(1枚目の写真)。件のレティシアも皇太子とここで結婚式を挙げました。

アルムデナ大聖堂は観光地にあるから分かりやすいし、観光客もたくさんいる。それなりに立派な建物だし、目立つことは目立つ。


でもね、アルムデナ大聖堂より何百倍も美しい教会があるのだよ。アルムデナの前にあるバイレン通り (C/ Bailén) をスペイン広場とは反対方向にまっすぐ進みましょう。

ガラス塀の橋を渡ってしばらくすると、どーんと大きな教会が見えます。

La Basílica de San Francisco el Grande (サンフランシスコ・エル・グランデ教会)
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見かけはかなりシンプル。ちなみにここは、バシリカだから厳密には教会という翻訳じゃないんだろうけど、専門家じゃないので細かいことはパス。

18世紀の neoclásico (ねおくらしこ:新古典主義)スタイル。マドリッドにありがちな新しい建築物です。とにかく、中に入りましょう。外観からは想像できないくらい美しい世界が待っています。
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個人的には、この教会がマドリッドで一番美しいと思う。相棒F氏も同じ意見。私のアパートの大家さんも同じ意見。なぜ、大家の意見が出てくるかと言うと、私のアパートはこの教会の裏にあるからだ。

ミサの時間は開いていますが (入場無料)、ミサの最中は内部をゆっくり見学できないので、その前後に行くのがいいかも。

平日
8:30、9:30、10:30
土日・祝日
8:30、9:30、10:30、11:30、12:30、13:30、20:00

月曜日と祝日以外は美術館部分(有料)も見学できます。
11;00~13:00
16:00~18:00

サンフランシスコ・エル・グランデの向かいにある中々いい雰囲気のこのアパート。私の住んでいるアパートじゃありませぬ。
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このアパートに見覚えのある人は、かなりのスペイン映画通ですな。正解はまた次回。
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by dias-madriz | 2008-11-11 23:06 | Cultura | Trackback | Comments(6)

Letizia Ortiz

気がついたら、すっかり11月。すっかりブログもほったらかし…。
マドリッドも寒くなってきました。日本は紅葉のいい時期なのかしら。

ただいま日本へ遊びに行っているスペイン人仲良しAPちゃん。沖縄から北上して最後は東京へ行くらしい。鹿児島滞在中にメールをくれた。

鹿児島には 「中園旅館」 という外国人旅行客が集まる宿があり、APちゃんもお友達とそこに泊まっていた。

旅館のご主人、中園さんのお友達が偶然にもスペイン大好き&スペイン語が話せるということで、ご好意でAPちゃんたちのガイドをしてくれたらしい。こー言う出会いがあるから旅はいいんだよね♪

それにしても昨今の円高ユーロ安…。

APちゃんが日本への旅行を計画していた半年前は、TTBレートが160円前後だった。夏休みに日本へ遊びに行っていたスペイン人は 「日本、安かったよー♪」とみんな大喜びだった。

それがあれよあれよと、気がついたら125円を切ってしまった…。APちゃんは160円レートで約1ヶ月の旅行を計画していたから為替差損がかなり大きいよね。

私も年末年始は日本へ行く。ユーロで生活している私にとって、この円高はちょっと痛い。でもこればっかりは仕方がないね。ヨーロッパ旅行を計画している日本人にはラッキーな円高。みなさん、スペインへ遊びに来てくださいね♪
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ユーロ安とは全然関係ないこの写真。

先週、外務省の前をぶらぶらしていた時に発見したスペイン皇太子妃 Letizia Ortiz(レティシア・オルティス)。真ん中のグレーのタートル&黒いコートの女性です。

レティシアは赤十字 (Cruz Roja:くるす・ろは)の募金を呼びかけていた。レティシアに直接募金を渡したくてスペイン人たち大行列。

「なんてGuapa なの!(ぐあぱ:美人)」と写真をバシバシ撮るスペイン人に割り込んで、私も一枚パチリ。好き嫌いは別として、客観的に彼女は確かに美人だ。

スペイン皇太子とレティシアが結婚したのはちょうど私がスペインに来たばかりの頃。彼女はスペイン国営放送 TVE (日本だとNHKだね) のニュースキャスターだった。
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当時、スペイン語がちんぷんかんぷんだった私だけど、お昼 (夜だったっけなぁ?) のニュースで彼女の顔はよく見ていた。ある日突然、スペイン皇太子の婚約会見で彼女が現れて結構びっくりした。

昨日までニュース読んでいた人が、皇太子の隣で二人の馴れ初めなんぞを語っている。しかも皇太子もレティシアも立ったままで記者会見。なんだかカジュアルですな。
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レティシアは離婚歴があるが、前回の結婚はいわゆる市民婚で、教会での結婚ではなかったから皇太子と再婚できた。民間出身で離婚歴がある女性が皇太子妃になったわけだ。

レティシアは去年あたり、実の妹が自殺した。ニュースでは「自殺」と言う言葉は使われていなかったが、誰の目にも自殺は明らかだった。

そして最近の彼女のもっぱらの話題は、「鼻の整形」。蝋人形博物館にあるレティシアの蝋人形も彼女の整形に合わせて、鼻を修正するらしい。

何だか、平和なニュースと言うか、どーでもいいニュースと言うか…。
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by dias-madriz | 2008-11-09 15:53 | Vida | Trackback | Comments(0)