マドリッドから発信


by dias-madriz
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<   2008年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

El Mollete

El Mollete」 は相棒F氏と私がマドリッドで一番愛しているレストラン。
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写真でお分かりのように、こじんまりした店内。
あっ!カウンターの猿は「見ざる、言わざる、聞かざる」みたいだぞ。


料理人は女性。サービスするのはちょっとだけ無愛想なオジさんとチャーミングなオジさん二人。男子厨房に入らずですな。

Mollete」 を西和辞書で引くと、「ロールパン、贅肉」。西西辞書では 「丸くて柔らかいパン、丸々と膨れた頬っぺた」。

西和辞書の 「贅肉」 とは随分と意訳だなあ…。

ちなみに相棒F氏曰く、「mollete」 の普段使いは 「丸いパンの一種」 とのこと。だからロールパンで落ち着くことにする。

だって、普段使いのスペイン語で 「贅肉」 は 「Michelin (複数形では Michelines)」。
そう、フランス語です。

MICHELIN ってフランス語を知らなくても日本人なら目にしたことがあるはず。タイヤやガイドブックでお馴染みのフランスの会社 ミシュラン ですね。

スペイン語は基本的に、ローマ字読みをするので MICHELINみちぇりん

なぜ、この 「みちぇりん」 がスペイン語で 「贅肉」と言う意味になるかは、もうお分かりですな。このお方のお姿を見れば…。
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カラダ中が贅肉、段々腹な MICHELIN君。

ちなみに、相棒F氏曰く、フランス語で MICHELIN は贅肉という意味では使わないらしい。

自分達の 「みちぇりん」 は思いっきり無視して、今日は久しぶりに 「El Mollete」 で夜ごはん♪店内が暗いので料理の写真がイマイチですが…。

こちらは、フライドポテトの上に目玉焼きを載せてニンニクとパプリカを少々…。スペインではとてもメジャーな一品。自宅でも簡単に真似できます。食べる時に、グシャっと、軽く混ぜましょう。Huevos estrellado (うえぼす・えすとれじゃーど)
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今日のオススメとしてマグロのソテーがあったので、試してみたら、何と絶品!お醤油風味でした。
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最後に、豚肉のソテー、山羊のチーズソース。ブタちゃんがびっくりするくらい柔らかいです。
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山羊のチーズは個人的にちょっと苦手なんだけど、ソースになっていれば大丈夫。

子供の頃、田舎のおばあちゃんの家で山羊を飼っていて、遊びに行くたびに山羊のミルクを飲まされたり、小屋の中で山羊に突進されたりしたトラウマがあってね…。

「El Mollete」 の場所は、観光でスペインにいらっしゃる方にも、とても分かりやすい。マドリッドの超有名レストラン 「La Bola (ラ・ボラ)」 の前にあります。

ラ・ボラは 「コシード」 というヒヨコ豆と肉の煮込みで有名なレストラン。ガイドブックに必ず載っているし、観光客でいつも賑わっています。英語は勿論、日本語メニューもある。

「コシード」はスペインの典型的な家庭料理。スペインの鍋料理って感じかな。ただ、私には少しクセが強くてね…。それでも、ラ・ボラのコシードは有名&専門店だけあって美味しいですよ。

地下鉄の OPERA 駅からも近いです。

観光客向けのレストランに飽きたら、「El Mollete」 へ行ってみよう!味は保証付きだし、お財布にも優しい♪

日本語どころか英語メニューすらないけど(サービスのオジ様たちも多分、英語できない)料理数が少ないので、スペイン語の食べ物の単語だけチェックしておけば、どうにか注文できるはず。

今日は上記の3皿にワイン1杯、ガス水1本で28ユーロという安さで、お腹もお財布も大満足でした♪
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by dias-madriz | 2008-10-23 23:58 | Comida | Trackback | Comments(2)

Comme des Garçons para H&M

東京に比べると、マドリッドはとーっても小さい。

この5年間のマドリッド生活で、20回は (いや、もっとだ) 目にした色々な撮影風景。映画だったり、ドラマだったり、CMだったり、雑誌だったり…。

こちらは一週間くらい前の王宮前のオリエンテ広場にて。ここは割と撮影に使われる。
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今回は日本人のクルーでした。

「やってみよー!」「やってみよー!」「やってみよぉぉぉぉぉ!」ってクルー全体で叫んでおりました。朝っぱらからテンション高いね、日本人も。

何の番組なんだろうか?

カメラの前で女の子が一人で話していたから、ウルルン滞在記みたいなのかな。

仕事へ行く途中で (遅刻寸前で) ゆっくり見物する時間がなくて残念。王宮の前は、毎日往復する場所。下手したら2回も3回も往復する。しょっちゅう撮影に出くわすわけだ。


その日の午後、グラン・ビア通りをふらふらしていた時に見かけた広告。
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H&M がコム・デ・ギャルソンとコラボですか。H&M が日本へ上陸した記念かしらん。よく見るとこの広告、「日の丸」っぽくないですか?何だかベタだなあ。

H&M はスペイン語読みでは 「あちぇ・い・えめ」。

てっきりスペイン語の Hombre (おんぶれ:男性) Mujer (むへーる:女性)の頭文字だと思っていたよ。よく考えたらスペインのブランドじゃないぢゃんね。バカな私…。

コム・デ・ギャルソンとのコラボだなんて、日本だったら発売日前日から行列が出来て、10分とかで完売しちゃうのかな?

スペインじゃあどうなんだろうか。まあ、行列にはならなそうだね。私は行列どころか、買おうとさえしないけど。ギャルソンなんてガラじゃないし、似合わないっっつーの!

ちなみに、数年前にマドンナと H&M がコラボした時は結構売れ残っていた。バーゲンでもかわいそうなくらい値下げされていたし。

川久保玲とマドンナを比較するなって感じですが…。

マドンナと言えば、とうとう離婚ですな。ガイ・リッチーと結婚した時は結構びっくりしたけど…。結局、ガイ・リッチーって監督としては一発屋だったよね?

『ロック、ストック & トゥー・スモーキング・バレルズ』 大好きだったなあ…あの当時。
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by dias-madriz | 2008-10-20 23:30 | Vida | Trackback | Comments(0)

Lazarillo de Tormes

さて、前回の盲導犬君の続き。

スペイン語で「盲導犬」 は 「perro lazarillo (ぺろ(巻き舌ダブルR) らさりーじょ 」。
あたし、未だにダブルRの発音うまく出来ないんだよね…。

この Lazarillo (ラサリージョ) ってのは、スペイン16世紀のピカレスク小説 Novela picaresca (のべら・ぴかれすか:悪漢小説) を代表する 「Lazarillo de Tormes (らさりーじょ・で・とるめす)」の主人公の少年の名前です。

Picaro (ピカロ:ずる賢いならず者)なラサリージョ少年の生い立ちを語っている anónimo (あのにも:作者不詳)の小説。

ラサリージョ少年は、盲人や落ち貴族、郷士、宗教関係者などに奉公し、彼らの偽善や虚栄を目の当たりにしながら 「ずる賢こい処世術」 を学んで行くわけです。

ラサリージョ少年と同じく盲人に奉仕するから、盲導犬は perro lazarillo と呼ばれるのね。もちろん盲導犬は少年のようにずる賢くありませんが…。 

この 「Lazarillo de Tormes」 は、スペイン人なら子供の時に必ずと言っていいほど読むお話。私もスペイン語の勉強のために、初級者バージョンを読みましたよ。

こちらのバージョンは、単語の注釈や、文法の説明なども載っているし言葉数も400~700なので、まさに初級者にぴったりなスペイン語教材。
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盲人とラサリージョ少年の挿絵。ちょっとブキミね…。
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ちなみにラサリージョは、Lázaro (ラサロ)が本当の名前なんだけど、縮小辞化しているから Lazarillo (ラサリージョ)。

スペイン語の縮小辞ってのは、例えば、Ana (アナ) を Anita (アニータ)にすると、「アナちゃん♪」って感じで可愛らしくできる。

アルゼンチンのエバ・ペロンが 「エビータ」 と呼ばれたのも縮小辞ね。まあ、彼女の場合は 「エビータちゃん♪」 と言うよりは、支持者が彼女に愛情を込めて縮小辞化したんだろうけど。

スペイン語で女友達は 「Amiga (アミーガ)」。これを縮小辞にすると 「Amiguita (アミギータ)」だね。

上の例からすると、「女友達ちゃん♪」って可愛らしくなりそうだけど、誰かにアミギータ呼ばれたらご注意を!

小さい子供同士が、「私のアミギータ」って使うのは文字通り「お友達ちゃん♪」で問題ないけど、大人の場合 「アミギータ」 は「ワケありの女友達」になってしまう。

ちゃんとした彼女でもなく、純粋な女友達でもなく…。もうお分かりですな。

さてさて、「Lazarillo de Tormes」ですが、これを読むと、スペイン人とは何ぞやが見えてくる。時代は違えども、基本となる魂は今も昔も同じなのかしら。日本人ならサムライ魂か。

スペイン人は、分かりやすく言えば「腐っても鯛」魂。今も昔も見栄っ張りだね、スペイン人。過去の栄光は現在の幻想。
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by dias-madriz | 2008-10-18 00:16 | Cultura | Trackback | Comments(0)

Perro lazarillo

地下鉄で偶然見かけた、ゴールデン・レトリバー君。
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背中に FUTURO PERRO GUIA と書かれたゼッケンをつけていた。つまり、「将来の盲導犬」というわけだ。盲導犬としてデビューできる日を目指して訓練中。

盲導犬として目が不自由な方に付き添っていたわけではなかったので、写真を撮らせてもらった。ゴールデン君とトレーナーのお兄さんのお尻だけですが…。

勿論、本物の盲導犬だったら写真どころか、ジロジロ見たり、撫でたり、盲導犬の気が散るようなことは、やめましょう。彼らはペットではなく仕事をしている最中だからね。

盲導犬に関しては、日本の方が普及しているように思われるが、どうだろうか。実際、マドリッドで盲導犬を見かけたのは、今回の訓練中のゴールデン君だけだ。

まあ、スペインの人口は日本の1/3弱なので、「数」に関する比較は、あまり意味を成さないことも多いけど…。

ちなみに「聴導犬」に関しては、全く知られていないと思う。少なくとも私の周りのスペイン人は誰も聴導犬の存在を知らなかった。

スペインでは街中で目が不自由な人によく出会う。一人で杖を持ちながら歩いていたり、付き添いの人の肩に手を置きながら歩いていたり…。

基本的にスペイン人は見知らぬ他人にも平気で話しかけるから、周りの人々は身体が不自由な人を自然にサポートしているように思われる。

私がよく使うバス停で、盲目のスペイン人とよく一緒になるんだけど、「このバスは何番かい?」って聞かれる前に、「3番が来ましたよ」って、みんなサラリと教えてあげている。

この「赤の他人同士のコミュニケーション」ってのは、スペインのいいところだ。

「¡Hola! (おら!)こんにちは」や「¡Hasta luego! (あすたるえご)またね/さようなら」
は当たり前。

歩いていると、道を聞かれることもしょっちゅうだ。こちらがアジア人だとか、スペイン語が話せるのか、なんてお構いナシね。近くにいるから聞いてみるかって感じだな。

スーパーで買い物していると、見ず知らずのおばあちゃんに
「ちょいと、娘さんよ。買ったものとレシートが合っているか、ちょっと確かめておくれ。こう小さいと、よく見えなくてねぇ。」ってよく頼まれる。

バス停では、おじいちゃんに
「アンタは、どこの国の娘さんだい?わしは、妻に先立たれてねぇ…。」って、唐突に身の内を語られたりする。

おばあちゃんも、おじいちゃんも、私がアジア娘だってことはお構い無しにスペイン語でベラベラ話し始める。思わず笑ってしまう。

スペイン人の若者たちに曰く、「madriz、おじいちゃんには気をつけろ!viejo verde (びえほ・べるで)だ!」

「ビエホ・ベルデ」は直訳すると「古い緑」。ベルデが緑なんだけど、「卑猥」って意味もある。要は「エロじじい、すけべオヤジ」って感じですな。

まあ、まあ、ワカモノ達よ。「すけべオヤジ」だとしても、困っている人をサポートできるなら、いいじゃないか。それに、お年寄りによっては孤独を感じるからこそ、誰かと話したがっているんだぞ。

実際、私もスペイン生活1~2年目は孤独を感じることが多く、情けないくらいホームシックにかかったりしていた。「海外で生活」ってのは羨ましがられることも多いけど、実際は辛いことだらけだ。

そんな時、市場のおばちゃんや、見知らぬスペイン人に話しかけられ、気が楽になったことも少なくなかったのね。今じゃあ、「スペイン人、うるせーよ」って悪態ばかりついていますが…。

だから、バリア・フリー対策がイマイチだとしても、スペインには身体が不自由な人や、お年よりが安心して外に出られる雰囲気があるんだね。

こちらは ONCE (ワンスじゃなくてオンセと読みます)による宝くじ販売所。
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ONCE の正式名称はLa Organización Nacional de Ciegos Españoles つまり、盲目・弱視など目が不自由な人々をサポートする非営利団体。

宝くじの販売員も目が不自由な人々です。販売所に限らず様々な雇用のサポートも行っている。

さてさて、件のゴールデン君。次回は立派にプロとして働いている君に会えることを楽しみにしているよん♪

※ スペイン語で「盲導犬」 は 「perro lazarillo (ぺろ(巻き舌ダブルR) らさりーじょ 」。

なぜそう呼ばれるかは、また次回
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by dias-madriz | 2008-10-17 20:55 | Vida | Trackback | Comments(0)

Miyama

マドリッドで日本食♪b0146907_8142730.jpgb0146907_8144567.jpg










最近、日本食レストランが増えてきました。

インターネットの口コミなどを読むと、どのレストランもそれなりに高い評価だし、実際賑わっているようだ。最近アジア・ブームだからなあ。

でも、スペイン人による口コミはあんまり信用しないほうがいい。評判の良い日本食レストランへ行ったら、そこは日本っぽい雰囲気の中華レストランだった。刺身も寿司もペラペラでコンビに弁当以下…。それなりのお値段なのにね。

日本のスペイン料理が高いように、スペインの日本料理も高い。だったら、美味しいレストランで食べなきゃね。

で、私がイチオシなのは、「美山 MIYAMA」

美味しい寿司と刺身を食べるならここが一番!揚げ物だって実に本格的。グラン・ビア通りの近く。スペイン広場 (Plaza de España) から歩いて5分くらいかな。

マドリッドで 「美山」 の評価は、かなり高い(値段もね…)。

他にも「銀座」「侍」「どん底」など、有名どころは多いけど、たまに食べる日本食なら私は「美山」へ行く。

「madriz、美山はそんなに美味しくなかったぞ!」 by 高いお金を払ったのに納得行かなかったスペイン女子Mちゃん。

いやあ、アナタいつも 「Tele Sushi (デリバリー寿司)」とかでペラペラの刺身しか食べたこと無いから、美山の味がわからなかったのよん♪

「美山」 の職人さんのお仕事はオイシイだけでなく、とても美しい。日本の寿司屋にだって負けていないぞ。

ただ、ナマモノ勝負だから、日によっては魚の質が左右されてしまう。過去、1~2回は私も???と思ったこともある。あと、シャリがもうちょっと大きければねえ…。

高いと言ってもランチならお値段もお手軽ねもちろん、ご馳走してもらえる時は夜に行きましょう。

今回、私は Menú Sushi (メヌー・スシ:寿司ランチ)、相棒F氏は Menú ejecutivo (メヌー・エヘクティーボ:重役ランチ)。

ランチの差は稼ぎの差なのか?頑張れ、あたし!重役ランチぢゃなくても十分美味しいもんね、ふんっ!

寿司ランチは、天ぷら、寿司、飲み物、デザートで19ユーロくらい。重役ランチは、1皿目、2皿目をチョイス出来て、26ユーロくらいだったかな。

これらのランチ以外でも、40~50ユーロくらいのセット・メニューもある。練物のお吸い物やら、マグロのユッケやら、フュージョン寿司やら、「美山」のオススメを少しずつ試せます。

いやあ、大変美味しゅうございました♪b0146907_8163935.jpgb0146907_8165479.jpg
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by dias-madriz | 2008-10-15 22:21 | Comida | Trackback | Comments(2)

Estoy harta de esperar

スペインでは何をするにも時間がかかる。

ストレスを溜めて胃潰瘍になるくらいなら(勿論、なっていませんが)、スペイン人化して図々しく生きよう!って頭では分かっていても、なかなか実行できるもんじゃありませぬ。

先日、EOI で最終レベルに合格したので、Diploma (ディプロマ)をもらいに、ふらっと学校へ寄ってみた。

受付前には、お約束の長蛇の列。EOI は公立学校。所詮、お役所仕事ですよ。こんなことには慣れっこなので、素直に列に合流し、ジーっと待つこと1時間。

私: 「あのぉ、ディプロマ発行してもらいたいんですけど…。」

受付: 「あー、convalidación (こんばりだしおん) の原本持って来ていないなら無理だね。とりあえず certificado (セルティフィカード:証明書)なら作ってあげるから、10日後に取りにおいで。ハイ、次の人~。」


1時間待った挙句、対応要数1分未満…。少しくらい、ニッコリしてくれてもいいぢゃんか!

ノラ犬ちゃんよろしく、追い返されてしまったよ。

この、convalidación ってのは、外国人の母国での学歴をスペイン教育省を通じてスペインで通用する書類に書き換える手続き。

EOI に入学する際にも、この書類が要求される。

ちなみに、公立学校のEOI では最低、高校卒業までの学歴が必要。もちろん、母国の大学学歴を convalidación することも可能だけど、高校のよりも遥かに時間と手間がかかるので、やるだけ無駄。

そして、convalidación は申請してから発行してもらうまでに大体3ヶ月以上はかかる。そこまで待っていたら、EOI への入学チャンスを失ってしまうので、入学手続き段階では、convalidación 原本は不要。convalidación 申請時に支払う費用の領収書を提出すれば入学手続きできます。

で、私の convalidación ですが申請した後、教育省から「出来上がったから取りに来い」って通知が来たのは覚えているんだけど、そこから先の記憶が無い。

つまり、こー言うことだね…。

convalidación 原本紛失 = ディプロマ発行不可

まあ、ぶっちゃけディプロマがなくてもセルティフィカードがあれば、EOI のタイトル所持を証明することは出来るんだけど、やっぱ欲しいんだよねー。大学の卒業式でもらったような、ちょっと立派な紙質の証明書。

こーなったら、また教育省へ出向いて、一からやり直すしかない。これは私がバカだったからさ。自業自得ですよ、ハイ。

でもね、無事に convalidación をゲットしても、先は長いのだよ。だって、ディプロマは申請してから発行まで1年以上かかるんだと!

いくらスペインでもちょっとのんびり過ぎませんかね?スペイン以外の外国でもこんなもんなのかしら?

ブツブツ独り言の私を横目に、相棒F氏(そー言えば、現在マドリッド滞在中)の発言。

「あー、スペインじゃ全然変じゃない。大学生だって卒業と同時にディプロマなんて発行してもらえないしね。学士でも修士でも博士でも、みーんな1年以上待たされる。僕だって随分待ったな。」

はぁぁぁぁ???

大学生のディプロマって、日本の大学で言うなら卒業式の時にもらう卒業証書だよね?ちょっと立派な紙で、学部名だの自分の名前だのが入っていて、「ハイ、これでアナタも学士ですよ。」っていう証明書。

日本仕事とスペイン仕事を比較しても仕方が無いけど、これは比較以前の問題だぞ。何をどーしたら、ディプロマ作成に1年以上かかるのさ?紙すき段階から始めるわけじゃあるまいし。

決まったフォーマットに各々の名前とタイトルを入力して印刷すればいいだけじゃん。

おまけに、1年以上待たされるだけじゃなくてお金まで払わされます。

お友達のスペイン人は博士号を終わったばかりで待ちに待ったディプロマを受け取るために200ユーロ近くお支払いしたとか。

勿論、彼女の場合、論文と博士号終了の証明書(セルティフィカード)があるので、彼女の立場を公的に証明できる。それでもディプロマ発行を申請しない人はいないらしい。

ちなみに、相棒F氏のお友達は、学士2つ、博士3つを所有するツワモノ。5つのディプロマ発行のために1000ユーロ近く払った計算ですね。

ディプロマは証明書。セルティフィカードも証明書。本人の学歴を証明するためだけなら、セルティフィカードで十分だし、就職時の資格証明としても使える。しかもセルティフィカードの発行は無料 (EOI に関してですが)。

それでもみんなディプロマを欲しがるのはなぜ?立派だからか?私もほしがってるじゃんね。所詮、私は物質主義者ですからね…。

モノによっては、ディプロマは免許みたいなもんだから、職種によってはセルティフィカードだけじゃ足りない場合もあるよね。それでもスペインのディプロマ申請&発行に何となく引っかかりを覚える私。

だってさ支払う金額と待たされる時間が、全然比例していないんだもん。

対価に見合った労働を求める私。ええ、資本主義者ですよ。

郷に入ったら郷にしたがわなきゃいけないのかもね。反省…(するのか?)
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by dias-madriz | 2008-10-08 23:12 | Idioma | Trackback | Comments(2)

sin cafeína

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ペプシのライト・コーラ、しかもカフェインフリー。

ペプシに限らず、コカ・コーラでもスーパーのプライベートブランドのコーラでも、このカフェインフリーってのが必ず売っている。レストランや Bar、カフェなどでも注文できる。

カフェインフリーのコーラが当たり前のように存在するのは、カフェインに弱い人が結構いるからなのね。

ちなみに相棒F氏もその一人。コーヒーは全く飲まないし、普通のコーラ(もちろんライト・コーラかコカコーラ・ゼロを強制)は、夕方以降は絶対に飲まない。

「昨日の夜、コーラ飲んだから眠れなかったよ!」って何人ものスペイン人から聞いたことがある。物凄くびっくりしたね。コーラのカフェインがそんなに影響力あるとは…。

日本ではそんな人、滅多にいないと思うんだけど、どうだろうか。大体、カフェインフリーのコーラなんて普通に売っていないよね?

日本人は子供の時から緑茶を飲んでいるからカフェインに強いのかしらん。緑茶だのコーヒーだの、ガブガブ飲む私を見ながら、昔のルームメートに本気で心配された。「madriz そんなんでよく眠れるねー」って。

コーヒーのカフェインフリーなら、日本でも割りと知られているよね?デカフェとか呼ばれているかな。スペイン語だと descafeinado (デスカフェイナード)。

スペインのコーヒーをカフェや Bar で注文すると、ヨーロッパの一般的なカフェ同様、コーヒーマシンで一杯ずつ淹れてくれる。

コーヒー好きなら café solo (カフェ・ソロ:エスプレッソ) を頼むんだろうけど、私はいつも、 café americano (カフェ・アメリカーノ) つまりエスプレッソにお湯を足してもらってアメリカンにする。エスプレッソって、のど渇くんだよね。

ちなみに、アイス・コーヒーってのは日本独特の飲み方って、聞いたことがあるけど、スペインでも一応、冷たいコーヒーが飲めます。

café con hielo (カフェ・コン・イエロ) って言えば、熱いコーヒーの入ったカップと氷入りのコップを出してくれるので、あとは自分で混ぜるだけ。最初から混ぜてくれればいいのにね。

「カフェ」の部分を「café con leche カフェ・コン・レチェ: ミルクコーヒー」にすればアイス・カフェオレの出来上がり。

どれも冷たいと言うより、はっきり言ってぬるいんだけど夏は注文する人多いですな。ちなみに、日本みたいにアイスコーヒー専用のコーヒー豆なんてもちろん存在しませぬ。

Bar などでカフェインフリーのコーヒーを注文する場合、descafeinado de maquina (デスカフェイナード・デ・マキナ) とdescafeinado de sobre (デスカフェイナード・デ・ソブレ) の2種類。マキナはコーヒーマシンで淹れるもの、ソブレは袋に入ったもの、つまりインスタントですね。

せっかく外でコーヒー飲むんだし、私だったらマキナで注文するなーって思うけど、ソブレが存在するって事は注文する人がいるんだよね。自分でコーヒーの量を調節できるからかな?

カフェインフリーの飲み物が多いってのは、眠れる眠れないだけの問題じゃなく、妊婦さんをはじめ、カフェイン摂取が望ましくない人たちにとっても便利ですな。
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by dias-madriz | 2008-10-03 22:27 | Comida | Trackback | Comments(0)