マドリッドから発信


by dias-madriz
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

<   2008年 08月 ( 14 )   > この月の画像一覧

Múnich vol.3-Augsburgo

アウクスブルクはミュンヘンから電車で45分ほど。

街はとーっても綺麗。この「キレイ」というのは芸術的にもそうだけど、むしろ整然とした美しさ。清い街。
b0146907_34182.jpg
b0146907_259042.jpg

第二次世界大戦後の建物が多いからだね。ミュンヘンもそう。場所によっては「ヨーロッパ村」と言ったテーマパークにいるような感覚になる。

こちらは1521年に建設された世界最古の社会住宅フッガーライ。生活に困っているアウクスブルク市民のための福祉住宅施設。現在も150人の入居者が生活している。ちなみに1年間の家賃は、今も昔も同じだとか。0.88ユーロ。
b0146907_3303655.jpg


アウクスブルクは宗教改革、プロテスタントの歴史でも重要な場所ですね。世界史を専攻した人には聞き覚えのある「アウクスブルクの宗教和議」。
b0146907_3401027.jpg


でも、私が一番ハマったのはこのお方。とあるカフェの看板息子です。
b0146907_2421957.jpg

[PR]
by dias-madriz | 2008-08-30 19:01 | Viaje | Trackback | Comments(2)

Múnich vol.2

ミュンヘン旅行記の続き。

ミュンヘンで何に驚いたって、それは人々のマナー。公共スペース&交通機関の中で、皆さんとっても礼儀正しい。公私の区別がきちんと出来ているのね。
b0146907_1163310.jpg


スペインは家の中だろうがバスの中だろうが関係ない。他人の迷惑にならないように、声をヒソヒソって概念は無いのだろうか??? 地声が大きい上に、おしゃべり好き。

大音量でパティオ中に響き渡る音楽。それに負けじと大声で会話する。否応なしに聞きたくもないプライベートな他人の会話が耳に入る。

やれ、「あたしのスカートどこにあるのよ!」だの、「あんたは役立たずだよ!」だの、「あぁぁ世界一ハンサムな愛しのコキート(お隣さんの犬の名前)!」だの…。


うるさいのよ!まったく…。


あああ、あの静かで秩序のある土地に戻りたい…。
b0146907_1224277.jpg


こーんな市場も素敵だったし。
b0146907_1491364.jpg


トリュフまで売っていますわ。
b0146907_1494751.jpg


b0146907_274921.jpg

[PR]
by dias-madriz | 2008-08-30 13:40 | Viaje | Trackback | Comments(2)

No es un gesto de racismo

明日から最後のバカンスで5日間スペインのブルゴスへ行って来ます♪

ミュンヘン旅行記第二弾はいつになったら登場するのやら…。旅行記ではないんだけど、ちょっと気になることがありました。

ミュンヘン旅行で使ったイベリア航空の機内誌でこんな広告を発見。
b0146907_7513383.jpg
SEURというスペインの運送会社の広告。北京オリンピックのバスケット代表選手団です。

スペイン男子バスケットチーム、アメリカ相手に健闘しましたねー。結果は銀メダルだったけどプレー内容は互角かそれ以上だぞ!と褒めてあげたくなりました。プレーに関してね。


この広告の写真よく見えますか?ちょっと拡大してみましょうね。


まずは男子チーム。
b0146907_7561721.jpg
で、女子もこんな感じ。
b0146907_7564620.jpg

アジア人よろしく両目を吊り上げて、ニッコリはいポーズ♪


この広告についてThe Guardian The New York Post など各国の新聞が批判ゴーゴー。Los Angeles Times にいたっては、Pau Gasol Sáez (パウ・ガソル・サエス:写真右から3番目) に謝罪を求めている。

ガソルはNBAのロサンゼルス・レイカーズでプレーしているスペイン人(カタラン人)だからね。
b0146907_8202039.jpg
ロサンゼルスのようなアジアン・アメリカン文化が強い都市で生活して何億と稼いでいる人物が、なんたる軽率な行動を!ってね。アジア人全員に対して、特にガソルの渡米を温かく迎えたアメリカ在住のアジア人に対して謝れっつーの!と強く批判。


これらの批判に対して、スペインバスケット連盟を始め、選手達の弁明を見てみましょう。

「差別行動ぢゃないぞ!僕たちは目を吊り上げることによって、いわば中国人になったつもりで、共感というか愛情を込めているんだ!」

「僕たちスペインは多文化国家だ。僕たちは誰も攻撃したくないし、どんな人種とも問題は無い。アメリカやイギリスで人種問題を抱えている人がいるかどうか知らないけどさ。」

「ともかく、もし嫌な思いをしている人がいるなら、アジア人に対して心からごめんなさいって思っている。でも僕たちは悪気があったわけぢゃないんだよ!」

お~い君たち、揃いも揃っていい大人なんだから子供みたいな発言をするんじゃないぞ。

だいたい、アジア人に近づきたくて(共感したくて)目を吊り上げるって発想が幼稚園児レベルだよね?

悪気が無かったってアンタ、あったら大問題だよ。それじゃあ、もしアフリカでオリンピックが開催されたら、全身真っ黒に塗りたくるつもりですか?

これは、広告代理店とかアートディレクターとかにも大いに問題あり。この広告掲載に何の疑問も持たなかったのかなあ?

私は飛行機の機内誌で見たのよ。イベリア航空ってスペインだけじゃなくて世界中を飛びまくっているんだぞ。

ただね、スペイン人やスペイン社会を知っている人なら、彼らの弁明は何となく理解できる。この国は外国人に対しての免疫が無い。外国に対しての知識が子供並み。要は無邪気なのね。

スペインのドラマとかでも女の子が目を吊り上げて、「あたし中国女みたい♪なんかエキゾチックだわああ」とかホザイてるしね。


以前、街中で偶然知り合いのスペイン人女性とその旦那さんにばったり会った時の会話。

旦那さん 「おー、初めまして!madriz はあんまり日本人っぽい顔じゃないねえ。

知り合い女性 「アンタ、なーに言ってんの!目をよく見なさいよ。私たちとは違う目よ!

もちろん、彼女は悪気なんて全然なし。スペイン人とアジア人の違いを説明していただけね。ちなみに彼女は大学の教授。私の大好きなスペイン人の一人だ。


移民流入が最近どっと増えて、スペイン人はみんな戸惑っている。外国人特にアフリカ人やアジア人はまだまだ未知のモノだ。アメリカやイギリスの常識を理解しろってのも無理があるのかもしれない。

南米人に対しては、同じコトバを話すし、何となく理解しやすいのかもしれない。スペインのバルやスーパーで働いているのはほとんどが南米人だ。

それでも「南米人は嫌い」ってためらい無く、フツーに言うスペイン人は少なくない。日本人の奥さんがいるスペイン人からこの発言を聞いたこともある。さらりと言ってのけた。

差別なのか無知なのか。無知なるゆえの無邪気って実は相当厄介だよね。大人がそんなんだと、子供だって同じ行動をしかねない。

1年位前、バスの中で8歳くらいのスペイン人の男の子がバス停にいた南米女性に向かって中指立てていた。友達と笑いながら。それは差別と言うよりは無邪気な行動だった。多分悪気は無かったんだろう。誰かの真似をしただけかもしれない。その直後、後ろにいたアジア女(私)に座席を蹴っ飛ばされて相当ビビッていたっけ。


最後に、この広告に対して中国大使館は、「侮辱されたとは思っていない。」と余裕の発言。中国とスペインは友好関係が続いている。一般レベルでは中国語を習うスペイン人はものすごく多い。ビジネス優先ですな。

まあ、今回の批判をきっかけにスペイン人も大いに学んだはずだ。知らないモノはこれから学んでいくしかない。

ただ、「なんでこんなにギャーギャー言われなきゃなんないの?」って思っているスペイン人は少なくないと思うけどね。

私は日本人としてこの広告をどう思ったかって?

機内誌パラパラめくっている最中に、突然、目を吊り上げたスペイン人のオンパレード。そりゃあアナタ、大笑いしましたよ。やっぱり、スペイン人だなって (子供だなって)…。怒る気にもなりませぬ。

でも、愛すべきスペイン人だなんて言ってあげないよ。大人になりなさい!
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-25 23:33 | Cultura | Trackback | Comments(4)

Múnich vol.1

8月16日~20日までのミュンヘン旅行。

旅行中の「ドイツごはん」第一弾です。

ドイツと言えばのビールとソーセージ♪やっぱり本場は美味しいね。
b0146907_962068.jpg
ついでに生肉も食べてみたりして♪
豚肉の生は初めてだったけど、まあ可もなく不可もなく…。
b0146907_910129.jpg


でも「ドイツごはん」で何が一番嬉しかったかと言うと、それは「パン」。

プレッツェルは元々大好き♪スペインではお目にかかれないの…。ピザパンやチーズパンと言ったお惣菜系のパンも美味しかった。甘いパンや胚芽パンもいいねー。

フランスのパンは美しいし味もいいけど、ドイツのみたいに気取らずフツーの感じがいいのよね。値段も安いし。
b0146907_034533.jpg
パンに強いこだわりを持たない私としては、ドイツのパンのあり方がとーっても気に入った。でしゃばらず、でもそれなりに…。

あっ、スペインのパン?語るほどのもんじゃありません。ごくごくごくフツーです。バリエーションは言うまでもなくドイツが圧勝。

でも、「ごはん」という観点では、個人的にはスペインに1票だな。基本的にフランス、イタリア、スペイン等のラテンの国々は食文化が強いですからねえ。

それでも典型的な「ドイツごはん」を美味しく頂きました。美味しいソーセージはマドリッドじゃあんまり食べられないし。それにビールはスペインよりも断然、美味しいですわ♪

でも、写真にビールは1杯しかない。そう、私たちは基本的にあんまりお酒を飲まないのです。普段はコップ1杯のワインやビールで十分なので、ドイツサイズのビールとなると、二人で1杯を分け合います。なんか、みみっちぃな…。

「えー、madriz!めちゃめちゃ飲めそうなのに!」と何度言われたことか…。
人間、見かけで判断しちゃあいけませんよ、アナタ。私はお酒がなくても生きていけるのです。

ミュンヘン旅行記第一弾おしまい。
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-24 21:57 | Viaje | Trackback | Comments(2)

Dar el pésame

昨日の Spanair の旅客機事故でスペイン中が喪に服しています。
b0146907_7573381.jpg

バカンスシーズンのため、飛行機は満席。乗務員を含む172名のうち生存者は19名。生存者がいるのが奇跡に近いほどの大惨事だった。
b0146907_8175817.jpg
マドリッド発グラン・カナリア島行き Spanair JK5022 は Lufthansa LH 255 とのコードシェア便だったため乗客にはドイツ人など外国人もいた。夏休みだから子供もたくさん乗っていた。

エンジントラブルの影響で機体を変更するというアナウンスもあったらしいが、結局は同じ機体で1時間半の遅れと共に離陸。その後エンジンの左部分から出火。

乗客の中には、飛行機の異常に不安を覚え、離陸前に家族へ携帯メールを送っていた。飛行機を降りたいと訴えたが認めてもらえず、不安を抱きながら結局は帰らぬ人となってしまった。奥さんと息子さんが悔し涙で、インタビューに答えていた。

相棒F氏と私は昨日、バカンス先のミュンヘンから帰ってきた。事故の影響でフライトはキャンセルになると思っていたが、3時間遅れでマドリッドのバラハス空港に到着。

Spanair の発着はターミナル2だけど、私たちが使った Iberia の発着ターミナル4のわずか1kmほどのところで炎上したため、ターミナル4内も夜中の1時過ぎにも関わらず混乱していた。

飛行機は交通手段の中でも最も安全と言われている。車の交通事故よりも遥かに確立が低い。でも事故は起こる。犠牲者にとっては確立なんて関係ないのだ。

同じ日に同じ空港を使った私たちとしては、色々考えさせられた。犠牲者の多くは私たちのようにバカンスを楽しむ又は楽しんだ直後だったはずだ。

犠牲者のご冥福を心からお祈りすると同時に、その家族・友人の悲しみが一瞬でも和らぐ日が来ることを願って…。
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-21 23:47 | Vida | Trackback | Comments(2)

El fin de la Guerra

b0146907_10522366.jpg
今週、私が住んでいる界隈 (La Latina) は La Virgen de la Paloma (パロマの聖母) のお祭り。

大文字で 「La Virgen:ら・びるへん」 と書けば、聖母マリアのこと。小文字だと英語と同じヴァージンの意味ね。

だから 「La Virgen de ○○○」 は 「○○○の聖母」つまり、聖母マリアが出現したとされる場所が入ることが多い。

スペインの有名どころは、バルセロナのモンセラット、カセレスのグアダルーペ、サラゴサのピラールなどなど。ポルトガルだとファティマ、フランスはルルドかな。

マドリッドの 「パロマの聖母」 のパロマは道の名前です。

事の始めは、1787年。

ある日、当時のマドリッド市長さんが、パロマ通りの近くで聖母マリアの絵を見つけた。これは、他の説もあって、市長さんが聖母マリアの絵を子供達にプレゼントしたというもの。

まあ、聖母マリアの出現自体が伝説みたいなもんだからね。

で、子供達は聖母マリアの絵をおもちゃのごとく引きずっていたもんだから、それを見かねたイサベルさんが子供達から絵を取り上げた。

キレイに修復し、パロマ通りにあった自宅の前に飾って毎日毎日、熱心に崇敬していた。そんなイサベルさんの献身的な姿は、人々の心を惹きつけた…というのが「パロマの聖母」の言い伝え。

現在、パロマ通りにある教会 (Iglesia de la Paloma )に、この絵は保管されている。このお祭りの時期には教会の前に長~い行列が出来る。みんな、「パロマの聖母」にキスを捧げるのだ。

「聖母マリア」 は 「La Viegen María」 のほかに 「Nuestra Señora:ぬえすとら・せにょーら」 と呼ばれることもある。
この呼び名はフランス語で聞けば分かりやすいよね。「ノートルダム」。

やっぱり、スペインはカトリックの国だからお祭り事は全て宗教がらみ。でも、熱心な信者というのは今は少ないんじゃないかな。このお祭りだって、実際はドンちゃん騒ぎに過ぎない。

ちなみに現在、スペイン時間で午前3時半。この界隈の広場や通りでは飲めや、歌えやで大賑わい。カラオケ並みのコンサートが大音量で未だに続いていて、窓を閉め切っている私の部屋にまで丸聞こえ。

こんな状態が5日間くらい続くもんだから、住人としてはたまったもんじゃない!

しかも、8月15日の今日はこのお祭りが一番盛り上がる日…。夜の12時を回った頃には花火がドカンドカン打ち上げられ、更にヒートアップ。
b0146907_10524881.jpg

私たちは明日から5日間ほどミュンヘンに行く。フライトも早いし寝たいんだけど、もう無理。犬並みの聴覚を持つ相棒F氏は、hortera (おるてら:悪趣味) な歌謡曲オンパレードのコンサートの騒音と振動にイライラMax! なんだか可哀想…。

どうせ6時には家を出なきゃいけないし、このまま起きていようかなあ…。


PS:写真はさっき打ち上げられた花火。最上階に住んでいるとこういう特権はあるのね♪

8月15日は日本人なら忘れてはならない「終戦の日」。日本の実家の近くでは毎年この日に花火が上がっていた。マドリッドに住んでいても、毎年8月15日に花火があがる。

どちらの花火も「終戦の日」には関係ないものだけど、私は花火のおかげでこの日を忘れることがない。

今、戦争をしている国の人々だって、私たちのように花火を楽しむ権利はあるのだ。戦争の犠牲者は、いつでも弱い立場の一般市民。

¡NO GUERRA!
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-15 22:17 | Cultura | Trackback | Comments(0)

Receta de "Tortilla de patatas"

Tortilla de patatas (とるてぃーじゃ・で・ぱたたす)。アップルパイじゃありませぬ。
b0146907_111234.jpg

トルティージャはオムレツ。パタタはジャガイモ。そう、スパニッシュ・オムレツです。スペイン人が愛してやまない家庭料理~♪なんだけど、私は絶対に作らない。

だって、オリーブオイルの含有量がハンパじゃないから!

かと言って、カロリーを気にしてオイル少なめで作ると、全然美味しくない!だから、Bar でしか食べないの。

私の世界一トルティージャは、ホームステイ時代のお母さんのもの。彼女はいつも卵12個、ジャガイモ1.5kg ぐらいドーーーーンと使って、何枚も何枚も焼いていた。

フライパンは18cmくらいの小さめサイズ。一人まるまる一枚食べるためにね。旦那さんや息子さんはいつも2、3枚… (食べ過ぎです!)。

そんなステイ先のお母さんのレシピです♪(ただのメモ程度ですが…)

1枚だけ作りたい場合は、卵2個、ジャガイモ 1~2個くらいかな。目分量で習ったのではっきり覚えていないのだ。様子を見ながら調整してください。

【材料】ジャガイモ・卵・塩・オリーブオイル 

【作り方】

ジャガイモは厚めに銀杏切りし、ヒタヒタになるくらいのオリーブオイルを入れてフライパンで揚げる。と言うより、油ででグツグツ煮る感じ。

表面がカリッとしてきたら、塩を加えて木ベラなどでジャガイモをぐちゃっと潰す。少しだけね。写真のトルティージャみたいに、ジャガイモの形が少し残っているほうがいいです。この段階でジャガイモはかなり油ギッシュ。これ、ポイント。

溶き卵の中に煮揚げしたジャガイモを入れて軽く混ぜ、同じフライパンでサッと焼く。
表面カリッ、中身とろ~りの超半熟状態が最高です。もうね、オムレツと言うよりは、チーズに近い濃厚でねっとりした美味しさなの。

オムレツの厚さも重要。薄く作っちゃいけませぬ。ステイ先のお母さんのトルティージャの画像が無いのが残念…。

上の写真は、私のNo.2トルティージャ。ご近所のバルの pincho de tortilla (ぴんちょ・で・とるてぃーじゃ)、トルティージャをピンチョスで。

こちらの牛フィレ&赤ピーマンのピンチョスもこのバルではオススメ♪
b0146907_1122288.jpg

通常、バルのカウンターに並んでいるのは pincho frio (ぴんちょ・ふりお:冷たいピンチョス)。この牛フィレは pincho caliente (ぴんちょ・かりえんて:温かいピンチョス)なので、注文してから作ってもらいます。

このバルは地下鉄 La Latina からすぐ。Mercado de la Cebada の裏あたり。
La Latina にはピンチョス・バルも数件あるけど、私としてはここがNo.1♪そー言えば、バルの名前未だに知らない…。
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-12 03:24 | Comida | Trackback | Comments(0)

MADRID 2016

世の中、「北京オリンピック」に湧いていますねー。スペインも「アテネオリンピック」の時よりも、オリンピックムードが熱い気がする。

なぜ???

最近、スペインのスポーツ界は大活躍だから♪

テニスの Rafa Nadal (ラファ・ナダル、本当はラファエルだけど、みんなラファと呼ぶ) は言わずと知れた名プレーヤー。

オリンピックには関係ないけど、F1 の Fernando Alonso (フェルナンド・アロンソ)なんかも、すっかり有名人よね。個人的にはあんまり好きじゃない。随所に見られる arrogante (あろがんて:傲慢) な発言が、ちょっと鼻につくのだ。

自転車だってすごいぞ。今年のEl Tour (ツール・ド・フランス)優勝者はスペイン人 Carlos Sastre (カルロス・サストレ)だし、El Giro (ジロ・デ・イタリア)優勝者もスペイン人 Alberto Contador (アルベルト・コンタドール、この人、2007年のEl Tour でも優勝)。

サッカーだってこの間、念願の Eurocopa 2008 を制覇したばかりだね。

それに、バスケットボールだってなかなかだ。
2006年に日本で開催されたEl Campeonato mundial (世界選手権)ではナント優勝してしまったよ。日本の皆さん、覚えていますか?

そんなこんなで、「北京オリンピック」のスペイン選手団に大いに期待を寄せているスペイン国民。スペイン初メダルは 自転車の Samuel Sanchez (サムエル・サンチェス)の金だったもんだから、もう大騒ぎ。

マドリッドは2016年のオリンピック開催地に立候補中。
b0146907_2572573.jpg

市長はスペイン野党PP (国民党)所属のAlberto Ruiz-Gallardón (アルベルト・ルイス・ガジャルドン:ガチャピンみたいな名字でなんか笑える)

新聞のインタビューで、スペインのスポーツ界の成功が、誘致活動を有利にすると自信満々に語る。2012年にも立候補していたけど、ロンドンに負けてしまったのね…。

このガジャルドン氏、マドリッド市長の前はマドリッド県長だった。県長、市長を経ていずれは所属政党PPのトップ陣営へと目論んでいたのに、3月の総選挙の前にその道を断たれてしまった。

「PPの内乱」とも「PPの危機」とも言われたこの出来事の影のドンは、現在のマドリッド県長 Esperanza Aguirre (エスペランサ・アギレ)女史。
b0146907_1183655.jpg
のらりくらりとマスコミの質問を交わしつつも、秘めたる野望はギラギラしている。2012年、PP党首にのし上がるのは、彼女だという巷の噂もなんだか現実味を帯びている。したたかなお方です。
ガジャルドン氏、エスペランサ女史のお隣で、ご不満気味?
                                ↓

b0146907_1375228.jpgPP所属のガジャルドン市長の行く末は何処?スペイン与党PSOE (スペイン社会労働党)へ鞍替えか?なんて噂もあるけど、それじゃあ culebrón (くれぶろん:ソープオペラ)も真っ青だ。



何はともあれ、ガジャルドン氏の目下の目標は2016年のオリンピック開催地を勝ち取ることね。強敵は、偉大なるTOKYO、愛すべき我が母国。東京が今のところ有利らしいですな。

スペイン人たちに聞かれる質問。

「madriz、マドリッドとトーキョーとどっちを応援するのよ?」

いやあ、本音はどっちも応援しないのよ。

誘致活動だけでもとんでもないお金使っているのに、開催地になったら…。お互い、高齢化社会とか、不況の格差社会とか、移民問題とか、解決すべき問題は山ほどあるんだから、オリンピック開催に踊らなくてもいいのでは?って小市民のつぶやきに過ぎないのかな?

オリンピックを契機に国は発展するし、いい商売にもなる。政治が絡まない平和なスポーツの祭典と言うのは、きっと理想論なんだろう。残念だけど。

スポーツ界が大活躍のスペインに、とんでもないニュースが飛び込んできた。

Maribel Moreno, positivo por consumo de EPO

自転車のスペイン選手 (女性) マリベル・モレノがドーピング検査で禁止薬物のエリスロポエチン(EPO)陽性判定。今大会初のドーピング検出選手だ。

TVのニュースでは、今回のことで、スペイン人選手全員へ疑いの目が向けられてしまうと嘆いていた。マリベル本人は7月31日のドーピングテスト後、結果を待たずに同日の夜、スペインへ帰国した。「極度の不安」を言い訳として…。

今後、マリベルへ薬物を提供した共犯者を調査すると言う。ドーピングしてまで、勝利が必要なのか。国を代表するプレッシャーなのか。オリンピックの本来の意義「平和なスポーツの祭典」がどんどんタテマエ化していく。
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-11 16:38 | Vida | Trackback | Comments(0)

Gambas al ajillo

b0146907_932252.jpg
「Gambas al ajillo:がんばす・ある・あひーじょ」。Bar によくある料理。
作り方はいたって簡単。

えび250g (冷凍でもOK)、オリーブオイル大さじ3、ニンニク2,3カケ (みじん切り)、パプリカ・塩・鷹の爪を少々。写真のような土で出来た皿にいれて、直接火にかける。弱火でじっくりぐつぐつ揚げ煮。フランスパンと一緒に食べましょう。おいしーよ♪ 

一般的に、スペイン人は食に対して (全てに対して) ものすごく保守的。試しもしないで外国料理を毛嫌いし、スペイン料理が世界一と思い込んでいる。特に、ご年配の方々。

確かにスペイン料理は美味しいし、モダンな料理を出すレストランもあるけど、一般人レベルでは、ドレッシングだのソースだの要らんわい!って感じだ。

肉や魚が美味しい国だから、焼いて、塩振って、ニンニク少しで、素材の味を堪能したいって感じかな。いや、美味しいですよ、確かに…。

ニンニクと言えば、ヴィクトリア・ベッカムがスペインに住んでいた頃、「この国はニンニク臭い!」って発言して、反感を買っていたっけ…。「マドリッドはクールじゃない」とも言っていた。そりゃあ、あなた、ロンドンと比べちゃいけませんよ。

「私たちはスペイン大好きよ!」なーんて、社交辞令も言っていたけど、ウソね。旦那の移籍が決まった時、スペインのあるTV局が「ヴィクトリアのLA家探し」みたいなくだらない番組を放送した(しっかり見ちゃったけど)。

気に入った物件を見つけて、「LA大好きぃぃぃぃぃぃ♪」と両手を広げて飛び跳ねていたヴィクトリアに、彼女の本心見たり。彼女、スペインから脱出したかったんだろうね。彼女みたいな似非セレブな方には、スペインはバカンスの国であって住む国じゃない。

話が反れた…。

スペイン人は、辛いものや熱いものもダメ。

気取らないレストランのテーブルには塩、オリーブオイル、ワインビネガーしか置いていない。この3点セットはサラダを食べるため。塩といえば胡椒もね!って発想は無いらしい。

スペインへ来てからサラダはこの3点セットで食べるようになった。いやー、シンプルで美味しいのよ!ドレッシングに関しては私も必要ないかも。

スープに関しては譲れない。こちらのスープはぬるいのね。私は必ず温め直してもらう。やっぱ、日本人だからさ。ナマぬるいスープなんて飲めるかい!ですよ、ホント。

相棒F氏もお年柄、クラシックなスペイン人だ。思考回路はかなりオープンなお方だけど、食に関しては保守的。肉・魚料理のソースは素材の味を殺すか、素材の悪さをごまかすためだと思い込んでいる。

私と知り合うまでは日本料理は勿論のこと、アジア料理をほとんど食べたことが無かったというから、びっくり!スペイン人のおじいちゃんじゃあるまいし…。

スペインには中華レストランがたくさんあるけど、どれもこれも安いだけで味はイマイチ…。
保守的なスペイン人社会に入り込むためには 「値段」 を安くするしかなかったのね。スペイン人向けの中華はほーんと美味しくない。だから、中国人が溢れている中華レストランへ行くのがベスト。

素材命のF氏だから、刺身は大好物だ。分かってるじゃん日本魂!って褒めてあげたいけど、うどんとか蕎麦とか、「和の出汁」はダメなのね。ちっ!

お好み焼きって一般的にスペイン人には受けるんだけど、F氏はソースが嫌いだから、醤油で食べる。とんかつも醤油。てんぷらも醤油。

ラーメンは大好物。チョコレートの国には美味しいラーメン屋があって (マドリッドは皆無)、毎週 「味噌チャーシューラーメン」と「餃子」を食べているらしい。毎週って、あんた、どんだけカロリー摂取しているのさ。

だから、F氏が完全に言える日本語は「みそちゃーしゅーらーめん、さしみ、すし、ぎょーざ、かつ (とんかつのこと)、てんぷら」だけだ。私がめんどくさがって日本語を教えないのがいけないんだけど、語学は本人のやる気が問題だからさ。ほっとく。

そんなこんなで、F氏と一緒に暮らしている間、和食はあまり登場しない。一生懸命作ったところで、から揚げ意外は感動してくれないから、肉だの魚だの焼くだけ。サラダもたっぷりね。下手したら夕食なんて目玉焼きとフランスパンだけだ。本人大満足♪私はその横で、うどんをすする。

ただ今、F氏は実家のあるエストレマドゥーラ地方へ帰省中。今回は、私は丁重に同行をお断りし (嫁じゃあるまいし、毎回行ってられませぬ)、おひとり様で、カレーだのマーボー豆腐だの辛いもの熱いもの満喫中♪鬼の居ぬ間に楽しまないとね!
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-11 00:12 | Comida | Trackback | Comments(0)

La semilla del diablo

ただ今、スペイン時間で夜中の3時半過ぎ。もともと宵っ張りなので、3時くらいまでは普段でも起きているけど、今はバカンス中だから下手したら朝の5時、6時までって場合も…。

しかも、クーラー無し&直射日光当たりまくりの私の部屋は、日中は温室状態なので、遅寝遅起のほうが夏は暮らしやすい。

ちなみに、マドリッド (多分、スペイン南部も) で部屋を借りる場合、最上階&日当たり良好は極力避けましょう。私の部屋が正にそうなのね (体験者は語る)。

夏は夜の8時過ぎまでシャッターを閉めていないと室温が40度くらいになっちゃうし、冬は日当たりが良くても、最上階ってのはものすごく寒いのよ。スペインは暑いイメージがあるけど、冬はしっかり寒いです。

安い物件として、buhardilla (ぶあるでぃーじゃ:屋根裏部屋)があるけど、クーラーが付いていなかったら、やめましょう。ヨーロッパのアパートメントの屋根裏部屋♪なんてイメージ先行で、実際の生活は、地獄だと思う (少なくともスペインは)。

日本のように、湿度が高くないからクーラーが無くても生き残れるけど、暑いものは暑い。クーラーが無い部屋に住んでいる人は、一晩中、窓を開けっぱなしにして、太陽が昇ったら、窓を閉めてにシャッターを下ろす。こうすれば、夜中に取り込んだ涼しい風を午前中は維持できる。

ヨーロッパ他国のアパートメントは窓も大きいし、シャッターが無いことが多い。下手したらカーテンだってないぞ。日光をたくさん取り込むための工夫なんだね。

スペインは全く逆。シャッターが無いアパートメントはありえない。シャッターって書いているけど要は雨戸です。もちろん、雨対策ではなく日光対策。

スペイン語で雨戸に当たる言葉は persiana (ぺるしあな:鎧戸)
b0146907_121533100.jpg
これは、お向かいさんの窓。左窓のペルシアナ半分閉めていますね。私の部屋のほうが日当たりが強いので、ペルシアナ全部下ろしています。夏なのに真っ暗な生活なのよ…。

夏の暑さを乗り切るために、ホラー映画でも観ましょうか。さっき、TVでやっていたこの映画。ホラーと言うよりはオカルトだね。

『ローズマリーの赤ちゃん』 by ロマン・ポランスキー
b0146907_1226530.jpg
スペインでの公開タイトルは 『La semilla del diablo (悪魔の種) 』。こっちのタイトルのほうが内容的にストレートだな。初めて観たのはもう20年以上も前じゃないかしら。懐かしくて、ついつい最後まで観てしまった。

ミア・ファローの衣装可愛いね♪ネグリジェにガウン姿なんて、本人ご自慢のヴィダルサスーン・スタイルの髪型にある意味マッチしていてさ(幼稚園児みたいだけど)。母はやっぱり強いよね。カトリックの教育を受けた彼女でも自分の子供はやっぱり大事なの。

スペインで映画放送を観るには根気と忍耐が必要です。だって、コマーシャルが長いのよ。下手したら20分以上もずーーーとCM。

『ローズマリー~』 だって結局、3時間以上かかった気がする…。ある意味、熱くなったわ、あたし。
[PR]
by dias-madriz | 2008-08-10 03:38 | Vida | Trackback | Comments(0)