マドリッドから発信


by dias-madriz
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カテゴリ:Vida( 48 )

Rebajas

b0146907_2053298.jpgセール、セール、セール!

『ZARA』をはじめとするINDITEXグループはまだだけど、この週末は、すでに多くのショップが、50%OFFの嵐だった。






スペインのバーゲンセールはいろんな決まりごとがある。

*セール期間は最大2ヶ月間 
*クレジットカード使用を受けない場合は、その旨を店内に表示するべし
*旧価格とバーゲン価格の両方を値札にきちんと明示するべし
*プロパー商品の値下げを行うべし
*欠陥品の値下げを行うべからず (値下げとは、「価格」が基準であって「品質」ではない)
*セール商品でもプロパー商品と同じ条件を与えよ (返品や返金を受け付ける)

地域によっては、セール開始日やこれらの決まりごとが若干ことなるけど、セールの時期が近づくと、大体こんなことをニュースや新聞で消費者に伝えている。

で、実際セールに行くと、いかにも「セール用の商品です!」ってのを見かけることも多いし、ボタンが取れていたりほつれている商品もかなりある。

まあ、こちらの消費者はお店の商品をかなりぞんざいに扱うので、セール中に商品がぼろぼろになっちゃうんだろう。セール中じゃなくてもぼろぼろになっていること多いし…。

写真は、夏のセールの戦利品、第一弾。ブローチとワンピース合わせて15ユーロなり♪
日本にいた頃より買い物しなくなったけど(お財布事情が…)、やっぱりショッピングは精神衛生上、大変よろしいのだ。

ショッピングマスター始動です。
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by dias-madriz | 2008-06-23 14:16 | Vida | Trackback | Comments(0)

Todo sobre mi madre

スペイン映画 『オール・アバウト・マイ・マザー』 に登場するバルセロナのPISO(マンション)。グエル公園へ行く途中で見つけられます。
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さて、スペインの移植事情について…。

「あのね、madrizちゃん。スペインは移植が盛んで、ドナーの数も世界一なんだよ。」

今まで、何回も同じようなことを聞いた。相棒F氏も、仲良しのAPちゃんも、ましてや中高生までもが「そうそう。僕たち一番だよ!」と、ちょっと自慢げ…。

確かに、『ER』 のパクリとしか思えないドラマを見ていても、ドナー交渉のシーンが当たり前のように登場する。最近、登場人物の一人であるHectorが移植局長に就任して、移植に関するエピソードも前より多くなったように思う。

でも、なんでこんなに移植が盛んなの???

周りのスペイン人に聞いても、はっきりとしたことが分からない。自慢すれども、理由知らずなのだ。で、ちょっと調べてみた。ドナー数は毎年トップではないけど、常に上位にいることは確かだ。

まず、1980年に施行された移植法で、脳死がヒトの死と認められた。同時に、脳死患者の家族の同意があれば、臓器および身体の提供が可能となった。つまり、本人の生前意思は問われない。


この法律によって、スペイン人は自動的に全員ドナーとなったのだ。


生前にドナーになるのを拒否する権利はもちろんある。公共センターなどで申請すればいいのだ。未成年者の場合は保護者が申請する。でも、スペインのお役所はたいてい、14:00までしか開いていないし、何をするにも時間がかかる。

だから、わざわざ「ドナーになりたくありません」と登録する人が多いとは思えない。多分、こんな権利があることさえ知らないと思う。相棒F氏だって知らなかったと言うではないか。

スペインに限らず、欧米諸国の移植に関する法律や状況は割と似ている。じゃあ、そんな中、なぜスペインのドナー数が常に世界の上位を占めているのかと言えば、1989年に創立されたONT(la Organización Nacional de Trasplantes:厚生省に属し、移植をコーディネートする組織)の存在だ。

このONTを中心に、国・自治体・病院が連結し、100万人当たり過去14人だったドナー数を34.6人にまで引き上げた。年度によっては40人以上のドナー数に達する。

国全体に移植ネットワークが定着しているのだ。移植に間に合わずに死亡する患者の数はおよそ10%というから驚きだ。これが、WHOも推奨している Spanish Model だ。

もちろん、脳死患者の家族がノーと言えば、移植は実現しない。ドナーは義務ではないし、ノーを言う権利は保障されている。

家族にイエスと言ってもらうために、移植コーディネーターたちは、あらゆる状況を想定してシミュレーション・トレーニングをする。ONTの理念である「スペイン国民としての連帯意識と愛他精神」を家族に理解してもらうのだ。

日ごろスペインに悪態をついている私も、こればっかりは感心せざるを得ない。そんな中、突然思い出した一つの映画。


『オール・アバウト・マイ・マザー』 byペドロ・アルモドバル


主人公は移植コーディネーターだ。日本でこれを観た時は、アルモドバルの世界に浸るだけで、移植のことなんて気にも留めなかった。自分の興味あることだけに集中すると、視野が狭くなるとつくづく実感…。

で、もう一度観てみることにした。スペインの日曜版の新聞にはいろんなオマケがつく。その一つがこの映画のDVDだった。

移植がメイン・テーマではないが、この映画を通して、病院とONTとのネットワークが少しは分かると思う。また、どのようにドナー交渉を進めるか、シミュレーションを通じてのセミナーのシーンもある。

最後に…、アルモドバルの次回作は 『Los Abrazos Rotos』 (原題)。5月26日に撮影開始したばかり。映画について、なんと監督自身がブログを書いています。
http://www.pedroalmodovar.es/
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by dias-madriz | 2008-06-22 10:59 | Vida | Trackback | Comments(0)

Trasplante de antebrazos y manos

昨日のお昼のTVE(スペイン国営放送)で見たニュース。

コロンビア人のAlba Lucía Cardonaさん。
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両手の移植手術を受けて成功した、世界で初めての女性。おとといバレンシアの病院を退院したそうだ。ニュースでは、裁縫したり、料理したり、携帯電話を使ったりしているAlbaさんが映っていた。


「この子たち(移植した手)は、私の可愛い娘たちなのよ。¡Son mis hijas, mis niñas!」


笑顔いっぱいで、新しい両手を愛おしそうに撫でながらインタビューに答えていた。指先の動きはぎこちなかったが、担当ドクターによると、感覚は90%以上機能していると言う。手術してから退院するまでの19ヶ月間、Albaさんは辛く厳しいリハビリ生活を送った。


「次の目標は仕事を見つけること。もう私をさえぎるものは何もない。完全に自立できたの。これからは何だって出来る気がするわ。」


19歳で事故に遭い、28年間両手を失っていたAlbaさん。第三の人生が幕をあけたのだ。強さと優しさに満ち溢れて…。

さてさて、Albaさんのお医者さん、手術は複雑で困難極まりないものだったと語る。28年間縫合されていた切断部分に、新たに両手を移植したんだから、医療知識ゼロ、ど素人の私にも簡単に想像ができる。他にも似たようなケースの患者さんが二人いて、そのうち一人はすでにリハビリ段階に入ったという。そして、なんとこのお方、


「今年中には顔の移植が実現できるかも知れない。」


と、おっしゃるではないか!スペインのお医者さんだよね?アメリカの話じゃないよね?

Dr. ペドロ・カバダス(Pedro Cavadas)。調べてみたら、あらあら、ものすごく著名なお方。ご自身でプライベートクリニックと財団を持ちながらも、大きな手術は公共医療の現場で執刀。しかも40代という若さ。中国人の女の子二人を養子に迎える。年に数回、アフリカへだって行っちゃう。

この人に関する記事読んで、「altruista」というスペイン語だって覚えられたぞ。
愛他主義者Dr. カバダス。俳優のエイドリアン・ブロディそっくりの鼻をしている。

スペインで大きな手術をする時は、絶対に公立病院にしろと言われるが、こんなすごいドクターがいるなら思わず納得…。

なんだか世の中、ササクレ立って物騒だけど、こういう人もいるんだよね。命の重さ、人生の価値を軽んじてはだめなのだ。

※スペインの公共医療システムは100%社会保険がカバーする。どんな治療も手術も入院もぜーんぶ無料なのだ。もちろん私立病院はこれに該当しません。なんて素敵なの!って思うのは気が早い。また機会があったら、それについてここに載せようと思う。


最後に…、Albaさんに両手を提供したドナーは、若い女性だったと言う。スペインは、移植大国で、ドナーの数も世界で上位を占める。今まで全然知らなかった。調べてみたら、なかなか興味深いことが分かった。詳しくはまたこんど。
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by dias-madriz | 2008-06-20 15:54 | Vida | Trackback | Comments(0)

Fantasma de farola

暑い、暑い、暑い…。

今年は変な天気だ。洪水が起きたり、どんよりした空模様が続いていたから、今年の夏は涼しいかも…?と密かに期待していたのに、やっぱり夏は来るのだ…。

「やっとよ!やっと!いいわね~!どんどん楽しむわよおおーーー!」

はしゃぎまくってテラスやビーチに繰り出すセニョーラたちの映像がニュースで流れる。もちろんセニョーラだけではなく、一般的なスペイン人にとって、ビーチで過ごす夏は国民総出の大イベントだ。

海もない、川もない(あるけど、あれじゃただの水たまり)、イベリア半島のど真ん中に位置するマドリッドはカラッカラの乾燥地帯。

日本の夏は茹で上がるような暑さだが、マドリッドのは焦げついて干からびてしまう暑さ。

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「Hola、セニョリータmadriz! 今日も、お会いしましたな。こちらはすっかり干からびておりますぞ。いつまでここに居られることやら…。」
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by dias-madriz | 2008-06-19 14:27 | Vida | Trackback | Comments(0)

Una carta cariñosa

私には7歳になる娘ちゃんがいる。
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娘と言っても、私は彼女のmadrina(まどりーな。英語でゴッド・マザーですな)だから、もちろん本当の娘ちゃんじゃない。私の大切な大切な友達が本当のお母さんだ。

日本ではゴッド・ファーザー&マザーの習慣がないから、(名付け親と言う点では存在すると思うが)私のような立場から、その娘ちゃんを示す単語がない。強いて言うなら、「名づけ子」か?でも、名前をつけなくてもゴッド・ファーザー&マザーになったりするので、この単語もしっくりこない。言語と習慣は本当に密接しているのだ。

現に私も、彼女の名前をつけるなんて恐れ多いことはしていない。友達ファミリーの習慣上、ご指名していただいたわけだ。

スペイン語ではゴッド・ファーザー&マザーの娘ちゃんや息子ちゃんをahijada(あいはーだ)、ahijado(あいはーど)と言う。

で、私の愛しいahijadaちゃん。お互い遠いところに住んでいるので、今よりもっと小さかった頃に会っただけだ。でも、毎年かわいい絵やお手紙を送ってくれる。


心がふっと優しくなる瞬間…。


¡Querida ahijada! 今日、お手紙届いたよ!ひらがなも上手になったねー。また一緒にあそぼーね!

¡Muchísimas gracias y mil besos a mi ahijada "L"!
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by dias-madriz | 2008-06-18 01:19 | Vida | Trackback | Comments(2)

A Trabajar

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一日に何回も通る場所。











この写真じゃよく見えないけど、橋の上には、ガラス塀がある。自殺者防止のために取り付けたという。


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5年経った今でも、「何でここにいるんだ?」などど考えつつ、結局は日常化してしまったマドリッド生活。

おっと、もう15時過ぎだ。お昼ごはんをサクッと食べてから、一日の後半スタート。
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by dias-madriz | 2008-06-16 15:20 | Vida | Trackback | Comments(2)

Days of Being Wild

映画のタイトルです。

多分、ウォン・カーウァイは他作品の方が、世界的に有名だけど、私としては、映画の内容は勿論のこと、色んな意味で思い入れの深い作品。


『欲望の翼』


この映画をこよなく愛していた方を通じて、学んだこと、得たことは計り知れない。

そして、その当時から時間は随分経ってしまい、住んでいる所も随分遠くになってしまったけれども、私の中で決して消えることのない思い出だ。


ブログ名は、ちょっとしたオマージュも込めて…。
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by dias-madriz | 2008-06-15 23:06 | Vida | Trackback | Comments(4)

Open

なんとなくブログスタートです。

2003年よりマドリッドで生活しています。
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by dias-madriz | 2008-06-15 22:56 | Vida | Trackback | Comments(0)