マドリッドから発信


by dias-madriz
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カテゴリ:Vida( 48 )

Dos de Mayo

さてさて、なぜ5月2日はマドリッド (州) の祝日なのか。

ちなみに、この日はそのまんま Dos de Mayo (どす・で・まじょ:5月2日) と呼ばれます。

時は1808年…、当時マドリッドを占領していたフランス・ナポレオン軍に対し、マドリッドの民衆が激しく蜂起した日。それが5月2日なのです。プラド美術館に当時の様子を描いたゴヤの作品があります。
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でもマドリッド市民の抵抗空しく、翌日の5月3日にはナポレオン軍にすっかり弾圧されてしまった…。こちら、プリンシペ・ピオの丘での銃殺風景。これもゴヤ作品。
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この5月2日事件を契機に、スペイン全土にフランス皇帝ナポレオンに対する反発、抵抗がどんどん拡がっていった。

スペイン独立戦争の始まりです。


スペイン人にとっちゃあ、ナポレオン・ボナパルトは英雄なんかぢゃないんだぞ!
そ、そりゃぁ、そーだよね…。

今でも、「親の敵、末代まで!」って感じでフランス人を毛嫌いする輩をチラホラ見かける。

こちらブルゴス旅行で訪れた、とある修道院。回廊の壁に聖人の像が並んでいる。よーく見ると、頭がない…。
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修道院のガイドさんに聞いてみたら…、

「フランス軍が、銃殺の練習台にしたんです。この修道院も他の地方同様、たくさんの美術品が剥奪されました…。」

相棒F氏が、剥奪品はスペインへ返還されたのか尋ねていた。答えはノー。フランス国内でも行方不明になっているものがたくさんあるという。



戦争ってのはいつの時代も (どこの国でも) 愚かなものだ。


スペイン独立戦争」と言っても、フランスVSスペインの直接対決じゃない。色んな国が政略結婚だの、同盟だのを組むから、ヨーロッパの歴史はややこしい。

現在のスペイン国王にしたって、出身はブルボン家。本を正せばフランスぢゃん!ちなみに、奥様のソフィア王妃はギリシャ出身です。
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スペイン独立戦争」にはイギリスやポルトガルも関わっていた。イベリア半島で展開された戦争だから、イギリスやポルトガル側としては「半島戦争」と呼ぶ。

フランス側としては単なる「スペイン戦争」。「独立」って言葉はつけないよね。

スペイン独立戦争」はスペイン側の呼び方。でもカタルーニャ地方では「フランス人戦争」と言う。

確かに、「スペイン独立戦争」と言ってしまうと、スペイン人としての国民意識 (スペイン・ナショナリズム) が見え隠れする。


「僕たちはカタルーニャ地方に侵略したナポレオン軍に対して戦ったんだ!」

ってことで、カタラン人としての民族意識 (カタルーニャ・ナショナリズム) が「フランス人戦争」と呼ばせるのだろう。

だから、5月2日はスペイン独立戦争の開始、ナポレオンの転落人生の始まり、などなど大きなターニング・ポインになった重要な日だとしても、「スペイン国民の祝日」ではなく、あくまで「マドリッドの祝日」なのだ

さてさて、今更ですが、連休に Extremadura エストレマドゥーラ地方の Cáceres カセレス
へ行ってきました。そう、相棒F氏の出身地です。セマナ・サンタの時、結局行けなかったからね。

カセレス話はまた次回。
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by dias-madriz | 2009-05-07 23:44 | Vida | Trackback | Comments(4)

Puente

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日本は、もうゴールデン・ウィークが終わった頃でしょうか。スペインにも連休がありました。
ただ、5月1日メーデーが金曜日だったので大した連休ではありませんでしたが…。

そして、5月2日はマドリッドの祝日でした。今年は土曜日に当ってしまったから、これまた連休として大した意味も無く…。

だいたい、スペインの一般的な会社では、金曜日は3時に仕事が終わることが多い。だから金曜日が祝日の場合、「連休」という意識はあんまりないらしい。

昔は「連休」という言葉すら使わなかったという。3連休なんて「連休」とは呼べないのかしらん?
あっ、今はみんな「連休」って言葉を使っていますよ。

ちなみに、スペイン語で 「連休」 は Puente (ぷえんて:橋)と言う。

日本のゴールデン・ウィークのように飛び石で祝日がある場合、まとめて連休にすることを
Hacer puente (あせーる ぷえんて) と言う。

Hacer は 「する」 とか 「つくる」 って意味。

橋を架けて飛び石を繋ぎましょうってことだね♪


マドリッドには振替休日という素晴らしい制度はないので、祝日が土日に当たると、年間休日が減ってしまう。
自治州によっては、ちゃんと振替休日があります

「はい、分かりました♪」 なーんて言いながら、スペイン人(マドリッドに住む人)が失われた休日を受け入れるわけが無い。辻褄を合わせるごとく登場する祝日がある。

6月11日 Corpus Christi
9月9日 Santa María de la cabeza

Santa Marría de la cabeza はマドリッド州全体ではなくマドリッド市だけに該当する休日。

毎年ある祝日じゃないし、カレンダーに載っていない場合もある。カレンダーを印刷する段階では、祝日にするかどうかまだ決まっていないのかしらん。
仕事が遅いぞ、スペイン人!

確か去年も、

「明日はSanta María de la cabezaの祝日だから仕事ないわよ。」

なーんて突然言われて、ハッと気がついたっけ。


「もうちょっと早く言ってくれれば、色々プラン考えられたのに…。それにそんな祝日、知らなかったよ…。」

ブツブツ文句言ったのは私だけ。

「別にいいじゃん、madriz。休みなのよ~♪楽しみましょうよぉぉぉ~♪」

スペイン人の同僚たちは大喜び。

今を楽しむこと だけ に関しては天才的なスペイン人。何事にも計画性を求める自分の性格を呪った…。

マドリッドのお偉いさんへ!振替休日にしたほうが簡単ですっっ!


※上の写真は近所の印刷工場の看板犬、UVA君(「ちゃん」かも…)。会うたびに首に巻いているバンダナが違います。オシャレなのね~♪

※UVA(うば)はスペイン語でブドウです。
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by dias-madriz | 2009-05-06 16:38 | Vida | Trackback | Comments(2)

Puede que no sea muy inteligente

毎日、仕事の行き帰りで通る場所と言えば、Palacio Real (王宮)
今週の月曜日はパトカーやらTV局の車やらが溢れかえっていて、かなりにぎやかだった。

王宮とは言っても、現在、ロイヤル・ファミリーはここに住んでいない。でも諸外国から国賓扱いでやって来るゲストをお迎えする晩餐会は必ずここで行われる。

で、今回はこのお二人が御訪西~♪
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そう、フランスのサルコジ大統領とその嫁、今じゃぁすっかりフランスのファーストレディにのし上ったなったカルラ (カーラ)・ブルーニ


サルコジの訪問と言うよりは、カルラ (カーラ) の訪問にサルコジがくっついて来た!って感じで報道されつつもある。何かと話題になる夫妻だからねえ。


やっぱりワイドショーネタは嫁の衣装。イギリス訪問時はかなり地味だったカルラ。今回はスペインってこともあってちょっと崩した感じかな?


そうさ、ここはスペインなんだよ。多少崩したっていいんだよ。副首相 (María Teresa Fernández de la Vega)だって、こーなのよ!ちなみに個人的にこの人好き♪
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こちら、晩餐会の写真。
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カルラの立ち位置、ミョーに気になるのはワタクシだけ?

往年のスーパーモデル時代よろしく、ナイス・ポージング♪やり過ぎ…

多分、これカルラの意図じゃなくて、偶然のシャッターチャンスだったんだろうね。それにしても出来すぎだな。

元ニュースキャスターのレティシア…、元モデルには写真負けか?


サルコジ大統領と言えば、つい最近、各国の首脳に対して暴言吐いて騒がれていましたねえ。ちなみに、サルコジさんがスペイン首相サパテロについて発したといわれる一言、二言はこれね↓。


Puede que no sea muy inteligente.
(サパテロ) はあんまり賢くないかもね。

Conozco a algunos que eran muy inteligentes y que no estaban en la segunda vuelta de las presidenciales.
とっても賢いのに再選されなかった首脳たちを僕は知っているんだよ。


世界各国で波紋を呼びましたね~。


しかし、基本的にマスコミってのは、発言の一部分だけを大きく取り上げて、ギャーギャー騒ぎ立てるもんだ。

報道された一部分だけを読むと…

「サパテロは賢くないのに選挙に2回勝った(再選された)。どんなに賢くても勝てない人がいるってのに…。」

ってな具合で、サルコジが皮肉たっぷりに語っているように見える。


こんな解釈が世界中を駆け巡ったもんだから、フランス政府だって黙っちゃいない。すぐにコメント出しました。

「サルコジはそんな発言していませんっっ!新聞が会話の一部分だけを掲載したんですっっ!サパテロ首相の知性知能を疑ってなんかいませんっっ!」

と、言い訳がましくオフレコだった会話内容を発表。


要約すると…、


サパテロ首相は先日、スペイン国営放送のCM放送を減少 (ゆくゆくは廃止)する意向を発表した。スペインでは国営放送でも民放同様コマーシャルが流れるんです。

この発表にたいして、サルコジさんは、

「サパテロは俺の政策の真似をしているぞ」

と皮肉った。そう、サルコジさんは既にこの政策を実行しはじめたのね。


でもね、これだけじゃあ、フランス政府のいい訳はイマイチ理解できないのよ、アタシ…。

本当のポイントはこちらの発言だった↓。


「とっても賢いのに再選されなかった首脳たちを僕は知っているんだよ。」

これは、リオネル・ジョスパン (Lionel Jospin) について言及しているらしい。

ところで、ジョスパンって誰??? フランスの政治なんて詳しくないのよね、アタシ…。

ざっと調べてみたところ、1995年の大統領選挙でジャック・シラクに敗れた人だった。シラク政権下では首相として活躍。2002年に再び大統領選挙に出馬するものの、またしてもシラクに敗北…。

そして迎えた2007年の大統領選挙。ジョスパン氏よ、3度目の正直へ!と囁かれたが、結局、社会党はセゴレーヌ・ロワイヤル女史の一本化で立候補を決めたため、ジョスパン氏の出番なし…。

結局、2007年の大統領選挙はサルコジさんが、かっさらいましたね。

サルコジさんは言いました。

「僕は僕の政治家人生で、僕より知的で僕より適任だと思われていた人々に勝利したんだ!」
僕、僕うるさいぞ!

つまり、サルコジさんは、自分はあんまり賢くないけど選挙に勝ったとおっしゃる (かなり嘘っぽいよなぁ)。

だから、

「僕の真似をしているサパテロ首相は(僕と同じで)あんまり賢くないかもね」

ってのが、今回の発言の真理言い訳ってわけだ。

「賢くなくてもサパテロみたいに首相として再選できちゃうんだよ (だから僕だって次回も再選してみせるぞー!)」って言いたかったのかしらん。
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誤解も晴れたことだし、仲直り~♪???


波紋を呼んだ今回のサルコジ発言。オバマ大統領アンゲラ・メルケル首相に対しても言いたい放題だったよね。

でもなぜか?! イタリアの整形・植毛オヤジ ベルルスコーニ首相に対しては賞賛の嵐なのね。
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植毛したの分かる~?


Lo importante en la democracia es ser reelegido. Mirad a Berlusconi, ha sido reelegido tres veces.
民主主義において重要なことは、再選されることなんだ。ベルルスコーニを見よ!3回も選ばれたんだぞ。


んんん??? ちょっと、待った!


サルコジ論では、政治家は賢くなくても再選できるんだったよね?


じゃあ、ベルルスコーニも賢くないってわけだ♪←これには首を大きく縦に振って激しく同意!



うーん、サルコジの真意はいかに??? 



で、ワタクシの結論ですが、この際、どーでもいいや…ということでおしまい。所詮、サルコジの言うことは信用できんからね。

フランス、イタリア、スペイン…。


ラテン3馬鹿トリオなの???
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by dias-madriz | 2009-04-28 23:51 | Vida | Trackback | Comments(7)

Un viajero japonés

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仕事帰り、いつもどおりテクテクと家路に向かっているところ、ある人に後ろから声をかけられた。

「Excuse me, Where is the Plaza Mayor?」

仕事場から自宅までの道のりは割りと観光地に近いこともあり、こんな風に道を聞かれるのにはすっかり慣れっこなんだが、問題は英語なんだよね…。

いやぁ、なんて答えればいいんだっけ?「ごーすとれいと、あーんど、たーん、ざ、らいと」でいいのか?などと、ドン引きされそうな英語力を駆使して答えるべく振り返ってみた。

そこには、「地球の歩き方」 を持った日本人の若い男の子がいました(あー、良かった♪)。

「あー、私、日本人ですよん♪マジョール広場でしたね?簡単ですよ。ココをまっすぐ行って、そうだなあ、歩いて3分くらいかなあ、あっ地図持ってます?今、私たちはここにいるから…、あーでも今マジョール広場行っても、もう真っ暗だからあんまり綺麗じゃないなあ…(以下省略)」

流暢な日本語でペラペラ説明してあげるワタクシ。


それでもその男の子は何だか不安そうだったので、結局マヨール広場まで連れて行ってあげることにした。

彼は京都の大学生で、既に就職も決まっているので卒業旅行としてヨーロッパを一人で周遊しているとのこと。バルセロナからマドリッドに入り、4日後にはイタリアのヴェネツィアへ飛ぶらしい。

「今じゃなきゃ、こんなに長い旅行は出来ないっすからね。あと30年は無理っすよ。」

そ、そうだね…、ワカモノ君。社会人生活がスタートしたら確かに難しいよね。


さてさて、念願のマジョール広場に着いた私たち。夜はあんまり綺麗じゃないんだよね。一応、広場の見所なんぞをさらっと教えてあげて、昼間にもう一度来たらいいかもね、とコメント。

「あの…、あそこの銅像はドン・キホーテですか?」

「いやいや、あれは昔の王様で…、ドン・キホーテの銅像ならスペイン広場にあるよ。」

「へぇ、実在した人の銅像なんっすか。今日、スペイン広場行って来たんすけど、ドン・キホーテいたっけなあ…?」


なかなか楽しいワカモノだ♪


アンダルシアへ行く時間がないから、マドリッドでフラメンコも見たいし、美術館も行きたいとのこと。プラド美術館は毎日18時以降は入場無料だよ、って教えてあげたら、いたく感謝された。

スーパーで、Kg単位で売っている野菜や果物は一つだけでも買っていいのか? (はい、大丈夫です。)

マドリッドでバックパッカー連中が集まる面白そうなところはあるか? (すみません、おばちゃん、マドリッドでバックパッカー経験ないので分かりません。)

などなど、色んなことを質問されてなかなか面白かった。


「あの…、すいません。あと、どっかで安くてガツンと食える場所知ってますか?」

そ、そうだよね…。バッグパッカー旅行だし、レストランにお金かけてられないよね。で、紹介したのがここ。だってマジョール広場にいましたから。

「おぉぉぉ、ウマそーなチョリソーとかあるじゃないっすか。今日、生ハムも食べたんですけど、スペインのはウマいっすねー。いやぁ、ありがとうございました!助かりました。」

食べたいものを聞いて、注文してあげようと思ったけど、そこまでするのもどうかと思い、店の前でお別れ。彼のことだから、店の人とも色々コミュニケーションを図って、それが旅のいい思い出になるだろう。

「卒業旅行楽しんでねー。さよーならー♪」


いつもより帰宅時間が遅かった私。相棒F氏に事の顛末を話したら、

「なーんだ、電話くれれば僕も合流して3人で一緒に夜ご飯食べられたじゃん。」

その一言で思い出したプラハ旅行。
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私たちはレストランで日本人旅行者(女性)に遭遇した。彼女も「地球の歩き方」を駆使してプラハの典型的な料理を注文していた。

「良かったら、ご一緒しませんか?」と声をかけたF氏と私。

「うわぁ、嬉しいです。ずーっと一人で食事だったから。」 と快諾していただいた。

なんと、偶然にも彼女と私は同じ名前だったため、食事中も随分盛り上がった。大学教授の彼女はドイツでの研究が終わり、日本へ帰国する前にヨーロッパを周っているとのことだった。お元気でいらっしゃるかしら。

相棒F氏はマドリッドで地図を片手に観光している日本人旅行者とすれ違うたびに、道に迷っているんじゃないかと心配し、助けてあげなさいと私に言う。世の中、持ちつ持たれつだからね。

日本人旅行者の皆様、もしマドリッドで変な日本人女(ワタクシ)に声をかけられてもご安心ください。日本人詐欺師(いるらしいんだよね)ではありませぬ。

皆様、¡Buen viaje! (ぶえん・びあへ:良い旅行を!)

写真1:プラハの地下道だか地下鉄だかの壁にあったタイル。なんだか気に入ったのでパチリ。
写真2:プラハの街並みの一部。
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by dias-madriz | 2009-02-12 23:22 | Vida | Trackback | Comments(4)

¡Ya estoy aquí!

せめて1月中に1回くらいは投稿しないと…。
楽しかった日本滞在もあっという間に終わり、1週間ほど前にスペインへ戻ってまいりました。

日本へ帰る度に、時間を作って会ってくれるオトモダチに感謝感謝の1ヶ月でした♪たまには年末年始以外に帰国しないと。皆さん忙しい時期ですからね…(汗)。今回会えなかったオトモダチよ、次回は是非!

さて、楽しかった日本での生活が遠い過去の記憶になるくらいテンテコ舞いの今日この頃。

前回の投稿で触れた引越し(の引越し)ですが、昔のアパートに戻って一件落着~♪を願っていたけど、そうは問屋が卸さんのだよ。

それが人生~Así es la vida~

現状では二つのアパートの契約をしている私たち旧居→新居→旧居への入れ替え段階のため、どちらのアパートにも中途半端に荷物がある。

私がスペインへ戻ってから全部の荷物を旧居へ戻そうと思っていた矢先に、相棒F氏の健康上の問題が明らかになった。前々から検査はしていたんだけど、私がスペインへ戻って来た翌日に最終的な検査結果が出た。

現在、相棒F氏は病気の影響で足が思うように動かないから(リハビリと薬で軽減されます)恐怖の新居だとしても、旧居のエレベーター無しの5階に住むよりは遥かにいい。

そう、私たちの引越しの顛末は旧居→新居→旧居→新居ということになりそうです。

相棒F氏の状態が落ち着いたら新たな物件を探してもいいかなって考えているけど、まずは健康第一ですからね。どんなに怖い隣人だとしても背に腹はかえられませぬ。

個人的には、色んなことが一気に起こった年末年始。「新年新生活♪」を夢見てスペインに戻って来たけど、正直凹んでしまった。

しかも昨日、職場の本棚のガラス扉が壊れていたのを知らずに開けてしまい、ガラス扉がおでこに落ちて来て久々にタンコブなんて作ってしまったし。

でもね、タンコブでハッとしましたよ。ここで凹んでいる場合じゃないのよね。私なんかより、相棒F氏の方が遥かにツライし大変なんだ。


日本帰国中にオトモダチH君が言った一言。

「madriz、お前の相棒42歳ってことは (あっ、年齢バラしちゃった) 厄年だぞ!」

まあ、スペイン人に厄年も何も関係ないと思うけど、言い得て妙だよ、H君。座布団進呈するわん♪

遅くなりましたが、皆様、新年明けましておめでとうございます。皆様の2009年が素晴らしい年になりますように!私たちも絶対、絶対いい年にしたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

PS:相棒F氏の病気については本人の了承が取れたらいつか触れてみたいと思います。パーセンテージでは西洋人によく見られる病気 (日本人の発生率は西洋人の1/10) らしいです。治療法もスペインと日本では若干違いがあるみたいです。まだまだ勉強不足ですが…。
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by dias-madriz | 2009-01-28 22:17 | Vida | Trackback | Comments(0)
気がついたら、明日で仕事納め♪

日曜日に日本へ一時帰国のため出発です。日本の皆様、是非是非お会いしましょうね!

さてさて、前回の投稿の続き。荒れ果てた引越し作業中の写真をアップしたままでした。あれから約2週間。

無事に引越しも終わり、新居もほぼ整い、新しい家具も買い揃え、古いアパートも綺麗に掃除して引き払い、既に新生活がスタートしましたぁぁ♪

相棒F氏がスペインに帰国してから数ヶ月、私の小さなアパートでプチ同居していたが、さすがに二人で住むには狭いと言うことで、よーやく見つけた物件は、そりゃあもう最高。

マドリッドの中心地にありがちな、いい雰囲気の古い建物。リフォーム直後の物件だし、エレベータもあるし、天井も高いし、何と言ってもひろーーーーいサロン♪

立地条件は最高だし、家賃も破格。スペインの住宅バブル崩壊で家賃が下がってきたのかしらん♪なーんていいことずくめで浮かれまくっていた私たち…。

でもね…。

どこの国でもそうだけど、賃貸ってのは住んでみないと実態は分からんのだね。

スペインの集合住宅は基本的に壁が薄い。

スペイン人はよく喋るし声もデカイ。音楽もテレビも大音量。秩序のあるスペイン人も勿論いるけど、一般論で言わせてもらえばスペイン国民の騒音の許容度は日本の10倍か???

新居のサロンと寝室は、壁越しにお隣さんの会話が筒抜け。まるで私の部屋で会話されている感じ。これは前のアパートでもそうだったけど、新居の隣人は会話内容がイタダケナイ。

朝っぱらから大声で旦那に文句タラタラ。一日中、文句タラタラタラタラタラ…。聞きたくもない恨み辛みが嫌でも耳に入ってきて、かなりどんよりさせられる。

なんかね地獄の底からのうなり声って感じなんだよ。

おまけに朝っぱらから毎日掃除機をかけやがる。朝ですよ、朝。7時くらい。もちろん、土日もね。

腹筋からの発声で文句タラタラタラ…、掃除機ゴォォォォ…。

眠れない日々が続き、こちらもイライラしていたので壁を叩いてみたところ、

「あたしは自分の家にいるのよぉぉぉぉ!自分のしたいことをしているのよぉぉぉ!なんなのアンタたちぃぃぃ!そんなに静かさを望むんだったら、どっか田舎の一軒家にでも住めばいいのよぉぉぉ!」

と思いっきり壁越しに怒鳴られた。

その剣幕と言ったらね、アナタ、怒鳴り声で壁が崩壊するんじゃないかと思ったほどよ。ワタクシ、今までの人生であそこまでアカの他人に怒鳴られたの初めてだったよ。

多分、この奥さん病気なんだね。旦那との会話も普通の精神状態だったらありえない内容だし。

そんな逆切れをされ、相手にしなきゃいいものの、私もキレた。引越しの疲れと、1週間分のイライラが爆発。もうね、自分で言うのも何だけど、憤死するかと思ったさ。

「っつーか、何様のつもり!あたしだって自分の家にいるのよ!あんたこそ田舎の一軒家へ行きなさいよぉぉぉ!キィィィーーー!」と泣きなが壁越しに応戦。

相棒F氏は私をたしなめるのに精一杯。

基本的にF氏はスペイン人とは思えないほど物静かな人。あの奥さんは精神的におかしいと気づき、まともな会話が出来ないと判断したため、怒鳴られても無視していた。

でも私はダメなんだよね…。

スペインにありがちなこーいう出来事に今でもイチイチ反応してしまう。この5年間でたくさん嫌なことを経て学んだ筈なのに、まだまだ無視できない。もっと成長しなければ…。

頭のおかしい隣人と同じ建物にいられないとソッコー判断。急遽、昔のアパートの大家さんに電話して、戻ってもいいかどうか聞いてみた。

返事はOK。本当にいい大家さんだ。

そんなこんなでこの1週間は新居から出来る限りの荷物を運び続けている。引越しして1週間後にまた引越しって…タダのバカじゃんね。

新居用に買った家具は前のアパートには収まりきらないし、新居は1年契約だったので1週間で出て行くって言うのもかなり問題あり。

下手したら6ヶ月分の家賃を払い続けなければならない。2回分の引越し費用だってバカにならん。

でもね、結局人生はお金じゃないんだよ。

私たちには今すぐ戻れるアパートがあるのだ。前のアパートは既に興味を持っている人が何人かいたらしいが、大家さんが私たちに再び貸してくれると言った。本当にありがたいことなんだ。

えっちら、おっちら、引越しの荷物を前のアパートに運んでいたところ、昔の隣人に遭遇。

「あら?アンタ!引越ししたんじゃなかったの?どうしたの?戻ってきたの?」

新居での出来事を話したら、

「可哀想に…。でも、大丈夫。私たちのアパートは変な隣人はいないのよ。みーんないい人。アンタは私たちの隣人なんだから戻ってきて正解よ。出て行っちゃダメよ。」

もう、半泣き状態でウンウンうなずく私。

そう、このアパートもかなりうるさかった。みんな大声で怒鳴りまくったり、音楽ガンガンだけど、そこには愛情がある。口は悪いけど、人様の悪口は言わない凛とした下町精神。人情がある隣人たち。

「捨てる神あれば拾う神あり」。身を持って体験した。

どんなに素敵な物件でも、どんなに素敵なインテリアを揃えても、心が荒んでいたら幸せにはなれないんだ。モノは人を豊かにしてくれない。

2008年はとんでもない出来事で幕を閉じようとしている。まあ、ここまで落ちれば後は上るしかないからね。2009年はとにかく平穏で平和な日々を送れれば、もうそれで大満足です。

皆様、メリークリスマス&よいお年を!

来年もよろしくお願いいたします。
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by dias-madriz | 2008-12-19 10:30 | Vida | Trackback | Comments(2)

La mudanza

相棒F氏のブリュッセル引越し以降、私の生活がバタバタ…。気がついたら師匠も走る月になってしまったのね。

12月は3週間だけ働いて、その後は1ヶ月ほど日本へ一時帰国♪日本の皆様、お暇だったらお相手よろしくお願いします。

毎年帰国の前は、日本で買いたい本だの、生活用品だのをインターネットで検索したり、1ヶ月滞在プランをゆっくり考えたりするんだけど、今年は無理。

帰国を数週間後に控え、引越しが決定してしまった。

新しいアパートは今よりも広いし、エレベーターもついているから快適♪なんて喜ぶのも束の間…。余計な家具だの、趣味の違う絵だの要らないものが山ほどある。

新しい大家さんは「何でも捨てていいわよー♪」と太っ腹な方だけど、捨てるのにだって一苦労だ。

普通、引越しが決まったら、IKEAなんぞに行って、足りない家具を揃えて、組み立てて…って流れなんだろうけど、こちらの欲しい家具をそろえる前にいらない家具を分解したりしてるので余計な仕事が多い。

IKEAの家具を組み立てたことは無いけど、分解するのにはすっかり慣れたぞ。

筋肉痛にムチ打ちながら、夜中の引越し作業。これは今住んでいる古いアパートの一部分。
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本棚を分解して、本の箱詰め最中。本って持つもんじゃないとつくづく実感。全部捨てたくなるくらい重い…。

まあ、運搬は業者さんに頼むからいいんだけど、今住んでいるアパートはエレベーター無しの5階(日本の6階)。業者さんに任せっぱなしも、なんだか申し訳ないぞ…。

はぁぁぁぁ、まだ台所も寝室も終わっていない。明日には業者さんが荷物取りに来るって言うのに間に合うのだろうか。現実逃避でブログに逃げ込んでおります。

しかも本日、相棒F氏が救急病院へ駆け込むというアクシデントがあったため(事故でも何でもなく、持病の腰痛悪化しただけ)、力仕事はもっぱらワタクシ担当。

見かけどおりに、力持ちのワタクシですからね。やらなきゃいかんもんは、やりますとも。それにダイエットにもなるしね、って言う割にはちっとも体重減っていないが…。

腰痛の相棒に負担をかけないようにしている女の図。なんだか昔の上司を思い出してしまったよ。お元気でいらっしゃるかしら?
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by dias-madriz | 2008-12-06 03:06 | Vida | Trackback | Comments(4)

Letizia Ortiz

気がついたら、すっかり11月。すっかりブログもほったらかし…。
マドリッドも寒くなってきました。日本は紅葉のいい時期なのかしら。

ただいま日本へ遊びに行っているスペイン人仲良しAPちゃん。沖縄から北上して最後は東京へ行くらしい。鹿児島滞在中にメールをくれた。

鹿児島には 「中園旅館」 という外国人旅行客が集まる宿があり、APちゃんもお友達とそこに泊まっていた。

旅館のご主人、中園さんのお友達が偶然にもスペイン大好き&スペイン語が話せるということで、ご好意でAPちゃんたちのガイドをしてくれたらしい。こー言う出会いがあるから旅はいいんだよね♪

それにしても昨今の円高ユーロ安…。

APちゃんが日本への旅行を計画していた半年前は、TTBレートが160円前後だった。夏休みに日本へ遊びに行っていたスペイン人は 「日本、安かったよー♪」とみんな大喜びだった。

それがあれよあれよと、気がついたら125円を切ってしまった…。APちゃんは160円レートで約1ヶ月の旅行を計画していたから為替差損がかなり大きいよね。

私も年末年始は日本へ行く。ユーロで生活している私にとって、この円高はちょっと痛い。でもこればっかりは仕方がないね。ヨーロッパ旅行を計画している日本人にはラッキーな円高。みなさん、スペインへ遊びに来てくださいね♪
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ユーロ安とは全然関係ないこの写真。

先週、外務省の前をぶらぶらしていた時に発見したスペイン皇太子妃 Letizia Ortiz(レティシア・オルティス)。真ん中のグレーのタートル&黒いコートの女性です。

レティシアは赤十字 (Cruz Roja:くるす・ろは)の募金を呼びかけていた。レティシアに直接募金を渡したくてスペイン人たち大行列。

「なんてGuapa なの!(ぐあぱ:美人)」と写真をバシバシ撮るスペイン人に割り込んで、私も一枚パチリ。好き嫌いは別として、客観的に彼女は確かに美人だ。

スペイン皇太子とレティシアが結婚したのはちょうど私がスペインに来たばかりの頃。彼女はスペイン国営放送 TVE (日本だとNHKだね) のニュースキャスターだった。
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当時、スペイン語がちんぷんかんぷんだった私だけど、お昼 (夜だったっけなぁ?) のニュースで彼女の顔はよく見ていた。ある日突然、スペイン皇太子の婚約会見で彼女が現れて結構びっくりした。

昨日までニュース読んでいた人が、皇太子の隣で二人の馴れ初めなんぞを語っている。しかも皇太子もレティシアも立ったままで記者会見。なんだかカジュアルですな。
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レティシアは離婚歴があるが、前回の結婚はいわゆる市民婚で、教会での結婚ではなかったから皇太子と再婚できた。民間出身で離婚歴がある女性が皇太子妃になったわけだ。

レティシアは去年あたり、実の妹が自殺した。ニュースでは「自殺」と言う言葉は使われていなかったが、誰の目にも自殺は明らかだった。

そして最近の彼女のもっぱらの話題は、「鼻の整形」。蝋人形博物館にあるレティシアの蝋人形も彼女の整形に合わせて、鼻を修正するらしい。

何だか、平和なニュースと言うか、どーでもいいニュースと言うか…。
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by dias-madriz | 2008-11-09 15:53 | Vida | Trackback | Comments(0)

Comme des Garçons para H&M

東京に比べると、マドリッドはとーっても小さい。

この5年間のマドリッド生活で、20回は (いや、もっとだ) 目にした色々な撮影風景。映画だったり、ドラマだったり、CMだったり、雑誌だったり…。

こちらは一週間くらい前の王宮前のオリエンテ広場にて。ここは割と撮影に使われる。
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今回は日本人のクルーでした。

「やってみよー!」「やってみよー!」「やってみよぉぉぉぉぉ!」ってクルー全体で叫んでおりました。朝っぱらからテンション高いね、日本人も。

何の番組なんだろうか?

カメラの前で女の子が一人で話していたから、ウルルン滞在記みたいなのかな。

仕事へ行く途中で (遅刻寸前で) ゆっくり見物する時間がなくて残念。王宮の前は、毎日往復する場所。下手したら2回も3回も往復する。しょっちゅう撮影に出くわすわけだ。


その日の午後、グラン・ビア通りをふらふらしていた時に見かけた広告。
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H&M がコム・デ・ギャルソンとコラボですか。H&M が日本へ上陸した記念かしらん。よく見るとこの広告、「日の丸」っぽくないですか?何だかベタだなあ。

H&M はスペイン語読みでは 「あちぇ・い・えめ」。

てっきりスペイン語の Hombre (おんぶれ:男性) Mujer (むへーる:女性)の頭文字だと思っていたよ。よく考えたらスペインのブランドじゃないぢゃんね。バカな私…。

コム・デ・ギャルソンとのコラボだなんて、日本だったら発売日前日から行列が出来て、10分とかで完売しちゃうのかな?

スペインじゃあどうなんだろうか。まあ、行列にはならなそうだね。私は行列どころか、買おうとさえしないけど。ギャルソンなんてガラじゃないし、似合わないっっつーの!

ちなみに、数年前にマドンナと H&M がコラボした時は結構売れ残っていた。バーゲンでもかわいそうなくらい値下げされていたし。

川久保玲とマドンナを比較するなって感じですが…。

マドンナと言えば、とうとう離婚ですな。ガイ・リッチーと結婚した時は結構びっくりしたけど…。結局、ガイ・リッチーって監督としては一発屋だったよね?

『ロック、ストック & トゥー・スモーキング・バレルズ』 大好きだったなあ…あの当時。
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by dias-madriz | 2008-10-20 23:30 | Vida | Trackback | Comments(0)

Perro lazarillo

地下鉄で偶然見かけた、ゴールデン・レトリバー君。
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背中に FUTURO PERRO GUIA と書かれたゼッケンをつけていた。つまり、「将来の盲導犬」というわけだ。盲導犬としてデビューできる日を目指して訓練中。

盲導犬として目が不自由な方に付き添っていたわけではなかったので、写真を撮らせてもらった。ゴールデン君とトレーナーのお兄さんのお尻だけですが…。

勿論、本物の盲導犬だったら写真どころか、ジロジロ見たり、撫でたり、盲導犬の気が散るようなことは、やめましょう。彼らはペットではなく仕事をしている最中だからね。

盲導犬に関しては、日本の方が普及しているように思われるが、どうだろうか。実際、マドリッドで盲導犬を見かけたのは、今回の訓練中のゴールデン君だけだ。

まあ、スペインの人口は日本の1/3弱なので、「数」に関する比較は、あまり意味を成さないことも多いけど…。

ちなみに「聴導犬」に関しては、全く知られていないと思う。少なくとも私の周りのスペイン人は誰も聴導犬の存在を知らなかった。

スペインでは街中で目が不自由な人によく出会う。一人で杖を持ちながら歩いていたり、付き添いの人の肩に手を置きながら歩いていたり…。

基本的にスペイン人は見知らぬ他人にも平気で話しかけるから、周りの人々は身体が不自由な人を自然にサポートしているように思われる。

私がよく使うバス停で、盲目のスペイン人とよく一緒になるんだけど、「このバスは何番かい?」って聞かれる前に、「3番が来ましたよ」って、みんなサラリと教えてあげている。

この「赤の他人同士のコミュニケーション」ってのは、スペインのいいところだ。

「¡Hola! (おら!)こんにちは」や「¡Hasta luego! (あすたるえご)またね/さようなら」
は当たり前。

歩いていると、道を聞かれることもしょっちゅうだ。こちらがアジア人だとか、スペイン語が話せるのか、なんてお構いナシね。近くにいるから聞いてみるかって感じだな。

スーパーで買い物していると、見ず知らずのおばあちゃんに
「ちょいと、娘さんよ。買ったものとレシートが合っているか、ちょっと確かめておくれ。こう小さいと、よく見えなくてねぇ。」ってよく頼まれる。

バス停では、おじいちゃんに
「アンタは、どこの国の娘さんだい?わしは、妻に先立たれてねぇ…。」って、唐突に身の内を語られたりする。

おばあちゃんも、おじいちゃんも、私がアジア娘だってことはお構い無しにスペイン語でベラベラ話し始める。思わず笑ってしまう。

スペイン人の若者たちに曰く、「madriz、おじいちゃんには気をつけろ!viejo verde (びえほ・べるで)だ!」

「ビエホ・ベルデ」は直訳すると「古い緑」。ベルデが緑なんだけど、「卑猥」って意味もある。要は「エロじじい、すけべオヤジ」って感じですな。

まあ、まあ、ワカモノ達よ。「すけべオヤジ」だとしても、困っている人をサポートできるなら、いいじゃないか。それに、お年寄りによっては孤独を感じるからこそ、誰かと話したがっているんだぞ。

実際、私もスペイン生活1~2年目は孤独を感じることが多く、情けないくらいホームシックにかかったりしていた。「海外で生活」ってのは羨ましがられることも多いけど、実際は辛いことだらけだ。

そんな時、市場のおばちゃんや、見知らぬスペイン人に話しかけられ、気が楽になったことも少なくなかったのね。今じゃあ、「スペイン人、うるせーよ」って悪態ばかりついていますが…。

だから、バリア・フリー対策がイマイチだとしても、スペインには身体が不自由な人や、お年よりが安心して外に出られる雰囲気があるんだね。

こちらは ONCE (ワンスじゃなくてオンセと読みます)による宝くじ販売所。
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ONCE の正式名称はLa Organización Nacional de Ciegos Españoles つまり、盲目・弱視など目が不自由な人々をサポートする非営利団体。

宝くじの販売員も目が不自由な人々です。販売所に限らず様々な雇用のサポートも行っている。

さてさて、件のゴールデン君。次回は立派にプロとして働いている君に会えることを楽しみにしているよん♪

※ スペイン語で「盲導犬」 は 「perro lazarillo (ぺろ(巻き舌ダブルR) らさりーじょ 」。

なぜそう呼ばれるかは、また次回
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by dias-madriz | 2008-10-17 20:55 | Vida | Trackback | Comments(0)