2008年 10月 18日
Lazarillo de Tormes
さて、前回の盲導犬君の続き。
スペイン語で「盲導犬」 は 「perro lazarillo (ぺるろ(巻き舌ダブルR) らさりーじょ 」。
あたし、未だにダブルRの発音うまく出来ないんだよね…。
この Lazarillo (ラサリージョ) ってのは、スペイン16世紀のピカレスク小説 Novela picaresca (のべら・ぴかれすか:悪漢小説) を代表する 「Lazarillo de Tormes (らさりーじょ・で・とるめす)」の主人公の少年の名前です。
Picaro (ピカロ:ずる賢いならず者)なラサリージョ少年の生い立ちを語っている anónimo (あのにも:作者不詳)の小説。
ラサリージョ少年は、盲人や落ち貴族、郷士、宗教関係者などに奉公し、彼らの偽善や虚栄を目の当たりにしながら 「ずる賢こい処世術」 を学んで行くわけです。
ラサリージョ少年と同じく盲人に奉仕するから、盲導犬は perro lazarillo と呼ばれるのね。もちろん盲導犬は少年のようにずる賢くありませんが…。
この 「Lazarillo de Tormes」 は、スペイン人なら子供の時に必ずと言っていいほど読むお話。私もスペイン語の勉強のために、初級者バージョンを読みましたよ。
こちらのバージョンは、単語の注釈や、文法の説明なども載っているし言葉数も400~700なので、まさに初級者にぴったりなスペイン語教材。
盲人とラサリージョ少年の挿絵。ちょっとブキミね…。
ちなみにラサリージョは、Lázaro (ラサロ)が本当の名前なんだけど、縮小辞化しているから Lazarillo (ラサリージョ)。
スペイン語の縮小辞ってのは、例えば、Ana (アナ) を Anita (アニータ)にすると、「アナちゃん♪」って感じで可愛らしくできる。
アルゼンチンのエバ・ペロンが 「エビータ」 と呼ばれたのも縮小辞ね。まあ、彼女の場合は 「エビータちゃん♪」 と言うよりは、支持者が彼女に愛情を込めて縮小辞化したんだろうけど。
スペイン語で女友達は 「Amiga (アミーガ)」。これを縮小辞にすると 「Amiguita (アミギータ)」だね。
上の例からすると、「女友達ちゃん♪」って可愛らしくなりそうだけど、誰かにアミギータ呼ばれたらご注意を!
小さい子供同士が、「私のアミギータ」って使うのは文字通り「お友達ちゃん♪」で問題ないけど、大人の場合 「アミギータ」 は「ワケありの女友達」になってしまう。
ちゃんとした彼女でもなく、純粋な女友達でもなく…。もうお分かりですな。
さてさて、「Lazarillo de Tormes」ですが、これを読むと、スペイン人とは何ぞやが見えてくる。時代は違えども、基本となる魂は今も昔も同じなのかしら。日本人ならサムライ魂か。
スペイン人は、分かりやすく言えば「腐っても鯛」魂。今も昔も見栄っ張りだね、スペイン人。過去の栄光は現在の幻想。
スペイン語で「盲導犬」 は 「perro lazarillo (ぺるろ(巻き舌ダブルR) らさりーじょ 」。
あたし、未だにダブルRの発音うまく出来ないんだよね…。
この Lazarillo (ラサリージョ) ってのは、スペイン16世紀のピカレスク小説 Novela picaresca (のべら・ぴかれすか:悪漢小説) を代表する 「Lazarillo de Tormes (らさりーじょ・で・とるめす)」の主人公の少年の名前です。
Picaro (ピカロ:ずる賢いならず者)なラサリージョ少年の生い立ちを語っている anónimo (あのにも:作者不詳)の小説。
ラサリージョ少年は、盲人や落ち貴族、郷士、宗教関係者などに奉公し、彼らの偽善や虚栄を目の当たりにしながら 「ずる賢こい処世術」 を学んで行くわけです。
ラサリージョ少年と同じく盲人に奉仕するから、盲導犬は perro lazarillo と呼ばれるのね。もちろん盲導犬は少年のようにずる賢くありませんが…。
この 「Lazarillo de Tormes」 は、スペイン人なら子供の時に必ずと言っていいほど読むお話。私もスペイン語の勉強のために、初級者バージョンを読みましたよ。
こちらのバージョンは、単語の注釈や、文法の説明なども載っているし言葉数も400~700なので、まさに初級者にぴったりなスペイン語教材。

盲人とラサリージョ少年の挿絵。ちょっとブキミね…。

ちなみにラサリージョは、Lázaro (ラサロ)が本当の名前なんだけど、縮小辞化しているから Lazarillo (ラサリージョ)。
スペイン語の縮小辞ってのは、例えば、Ana (アナ) を Anita (アニータ)にすると、「アナちゃん♪」って感じで可愛らしくできる。
アルゼンチンのエバ・ペロンが 「エビータ」 と呼ばれたのも縮小辞ね。まあ、彼女の場合は 「エビータちゃん♪」 と言うよりは、支持者が彼女に愛情を込めて縮小辞化したんだろうけど。
スペイン語で女友達は 「Amiga (アミーガ)」。これを縮小辞にすると 「Amiguita (アミギータ)」だね。
上の例からすると、「女友達ちゃん♪」って可愛らしくなりそうだけど、誰かにアミギータ呼ばれたらご注意を!
小さい子供同士が、「私のアミギータ」って使うのは文字通り「お友達ちゃん♪」で問題ないけど、大人の場合 「アミギータ」 は「ワケありの女友達」になってしまう。
ちゃんとした彼女でもなく、純粋な女友達でもなく…。もうお分かりですな。
さてさて、「Lazarillo de Tormes」ですが、これを読むと、スペイン人とは何ぞやが見えてくる。時代は違えども、基本となる魂は今も昔も同じなのかしら。日本人ならサムライ魂か。
スペイン人は、分かりやすく言えば「腐っても鯛」魂。今も昔も見栄っ張りだね、スペイン人。過去の栄光は現在の幻想。
by dias-madriz | 2008-10-18 00:16 | Cultura | Comments(0)

