マドリッドから発信


by dias-madriz
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La Noche de San Juan

気がついたら、もう夏至。マドリッド、既に暑いです…。

「夏至」 はスペイン語で solsticio de verano だけど、日常会話では 「San Juan サン・フアン (聖ヨハネ)」って言う人が多い。

もちろん、聖ヨハネは聖人であって、夏至ではない (当たり前だ)。

夏至は6月21日。

そして夏至に近い6月23日は聖ヨハネの日。

23日の夜は La Noche de San Juan (ら・のちぇ・で・さん・ふあん:サン・フアンの夜)という行事がある。

Hogueras de San Juan (おげらす・で・さん・ふあん:サン・フアンの焚き火)とも呼ばれる。

夏至とともに太陽が日に日に弱くなっていくから、太陽にパワーを与えるために焚き火をするそうな。

こんな感じ↓
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友達同士、家族ぐるみで焚き火をして、サーカスよろしく火の上ををジャンプ!

調べてみたら、この行事はスペインでも北部や地中海沿いの地方が有名らしい。夏至のすぐ後に行われるから、夏至のことをサン・フアンって言う人が多いのね。

写真はうちの近所の公園での「サン・フアンの夜」。行事と言うより、ただの町内会って感じだった。マドリッドだからかな?うちの近所だからかな?

ちなみに私はこの界隈に住んでから4年になるが、「サン・フアンの夜」へ行ったのは今年が初めて。

なぜか?

うちは、この教会の裏にあるんだけど、(あっ、例の引越し騒動の顛末は古いアパートに留まる事で終了)うちの近所は教会だけじゃなくて、馬鹿でかい神学校もある。

界隈全体の雰囲気は下町そのものなんだけど、私のアパートがある一角だけは、「カトリック教会都市」みたいなんだよね。

で、今日の「サン・フアンの夜」の集会は教会に隣接している公園で行われた。サン・フアンだけじゃなくて別の意味も兼ねて…。

公園の隣には、カトリック教会所有の広大な敷地があるんだけど、そこに教会関係者(だけ)のための宿泊施設やら、センターやらを建設することが決定した。

まあ、ここは、今までも一般人には開放されてはいなかったから、どーでもいいって言えばそれまでだが、少なくとも緑豊かな敷地で、景観の点では地域住民も楽しんでいた。


それがっ、全部セメントだらけの建物になってしまう…。


それだけじゃなくて、近所の人の憩いの場である公園にも複合スポーツセンターを建設するだの、何だので、結局は緑がぜーんぶ無くなってしまうのね。

公園が消えるだけじゃない。私たちの近所が全てカトリック教会関係の建物で覆われてしまう。

公園は住民のため、一般人のためだった。でもこれから建設されるものは、カトリック教会関係者のためだけなのだ。

そりゃあ、住民は怒りますわ。

そんなこんなで、今日の 「サン・フアンの夜」 は地域住民によるちょっとしたデモ活動でもあった。
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カトリック教会都市は我々のエリアから、そして公園から出て行け!
ノー!ミニ・バチカン!」

文字にすると、なんだか深刻なデモ活動みたいだけど、そこはやっぱりスペイン人。しかも今夜の本来の目的は 「サン・フアンの夜」 だしね。

多分80%以上の人は単なる集会と称して公園に集まって飲んだくれているだけね♪

学芸会みたいな ミニ・コンサートもあったし。
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町内会のど自慢大会に参加している感のあるラッパーなワカモノ達。

ケ・パサ!? バレ! バレ!シィ!シィ!」

と聞いているだけで笑えたわん♪ (英語だと、ホワッツ・アップ? オーケー!イェーイ!って感じ。あはははは♪)
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by dias-madriz | 2009-06-23 23:40 | Cultura | Trackback | Comments(0)