Alcázar, Castillo y Palacio Real
2009年 03月 08日
Palacio Real de Madrid (ぱらしお・れある・で・まどりっど)、マドリッドの王宮ですね。 マドリッド生活6年目にして未だに足を踏み入れていなかった……。いつでも行けると思うと、ついつい忘れがちでね。でも、仕事の行き帰りで毎日通る場所だし、思い切って入ってみることにした。
水曜日だから入場無料だったし♪
ちなみに、王宮入り口のチケット販売所には、「EU圏内の国民に限り、水曜日は入場無料」って書いてあるけど誰でもタダで入れます。
入り口で係員がチケット渡してくれるので、素直に受け取って入場しましょう。
「あのぉ、私はEU国民じゃないんですが……。」なーんて言いながら、お金を払おうとする必要はありません。
水曜日はこんな風に↓入場者で溢れかえっているので、係員さん達、お金受け取る素振りゼロです。見学後に確認してみたら、誰でもタダだよって言っていました。
こんなテキトーさ (だけ) には ¡Viva España! ですわ。 地下鉄の最寄り駅は「OPERA」。スペイン広場やマジョール広場からも余裕で歩ける距離。王宮と言っても、現在のロイヤル・ファミリーはココに住んでいません。
さて、この王宮、そんなに古くないです。
1734年のクリスマス・イブにそれまであったReal Alcázar de Madrid (れある・あるかさる・で・まどりっど) が全焼してしまったので、現在の王宮が建設されました。
Alcázar (あるかさる)ってのは、「王宮」とか「城」って意味。アラビア語が語源となっている。
でも、本来の「城」に相当するスペイン語はCastillo (かすてぃーじょ)、「王宮」はPalacio Real (ぱらしお・れある)だ。
じゃあ何でAlcázar (あるかさる)って名前の建物があるんじゃい?というのは、スペイン・イスラム時代の影響ですな。
ちなみに、セゴビア (マドリッドから車で1時間ほど。電車でもバスでも行けます。オススメ観光地ですよ。)のアルカサルはディズニー映画『白雪姫』に出てくるお城のモデルになったらしい。
スペイン語で 「Al (ある)」 がつく名詞はアラビア語から由来しているものが多い。「Al」 はアラビア語では冠詞なんだね。
ちょっと調べてみたら、アラビア語が語源となっているスペイン語の一覧表を発見。
「Al」で始まる言葉だけじゃなく、まあーたくさんあること、あること。びっくりしたのが「¡Hola! (おら:英語だったら Hello ですね)」までがアラビア語が語源だったとは……。
でも、調べてみたら Hola に関しては色んな説があって、ハッキリしたことは分からずじまい。面倒なので、結論としてはどーでもいいや、ってことにする。←やる気ナシです、はい。
ちなみに、日本語が語源のスペイン語もありますよん♪
Biombo (びおんぼ:屏風)
確かに響きは似ているね。びょうぶ、びおんぼ。
Real Academia Española (通称RAE: スペイン語の言葉や文法などの規則を管理する団体)の辞書によると、Biombo はポルトガル語が語源で、そのポルトガル語の語源が日本語とのこと。
なんだか、王宮見学から話が随分それてしまいましたが、結論としては中々見ごたえがありました。それぞれのお部屋も素敵だけど、当時の薬局やら、日本の鎧兜 (あんまり保存状態良くないけど) なんかも見ることが出来ます。
この鎧兜は、ヨーロッパ (ポルトガル:リスボン) に到着した日本人が当時のスペイン・ポルトガル王フェリーぺ2世 (神聖ローマ皇帝カール5世の息子、つまり狂女フアナの孫ですな)に進呈したものらしい。
行って損はありませんので、マドリッドを訪れた際には是非(水曜日に行きましょう)!
王宮内は撮影禁止なのでアップする写真はありませぬ。
水曜日だから入場無料だったし♪
ちなみに、王宮入り口のチケット販売所には、「EU圏内の国民に限り、水曜日は入場無料」って書いてあるけど誰でもタダで入れます。
入り口で係員がチケット渡してくれるので、素直に受け取って入場しましょう。
「あのぉ、私はEU国民じゃないんですが……。」なーんて言いながら、お金を払おうとする必要はありません。
水曜日はこんな風に↓入場者で溢れかえっているので、係員さん達、お金受け取る素振りゼロです。見学後に確認してみたら、誰でもタダだよって言っていました。
こんなテキトーさ (だけ) には ¡Viva España! ですわ。
さて、この王宮、そんなに古くないです。
1734年のクリスマス・イブにそれまであったReal Alcázar de Madrid (れある・あるかさる・で・まどりっど) が全焼してしまったので、現在の王宮が建設されました。
Alcázar (あるかさる)ってのは、「王宮」とか「城」って意味。アラビア語が語源となっている。
でも、本来の「城」に相当するスペイン語はCastillo (かすてぃーじょ)、「王宮」はPalacio Real (ぱらしお・れある)だ。
じゃあ何でAlcázar (あるかさる)って名前の建物があるんじゃい?というのは、スペイン・イスラム時代の影響ですな。
ちなみに、セゴビア (マドリッドから車で1時間ほど。電車でもバスでも行けます。オススメ観光地ですよ。)のアルカサルはディズニー映画『白雪姫』に出てくるお城のモデルになったらしい。
スペイン語で 「Al (ある)」 がつく名詞はアラビア語から由来しているものが多い。「Al」 はアラビア語では冠詞なんだね。
ちょっと調べてみたら、アラビア語が語源となっているスペイン語の一覧表を発見。
「Al」で始まる言葉だけじゃなく、まあーたくさんあること、あること。びっくりしたのが「¡Hola! (おら:英語だったら Hello ですね)」までがアラビア語が語源だったとは……。
でも、調べてみたら Hola に関しては色んな説があって、ハッキリしたことは分からずじまい。面倒なので、結論としてはどーでもいいや、ってことにする。←やる気ナシです、はい。
ちなみに、日本語が語源のスペイン語もありますよん♪
Biombo (びおんぼ:屏風)
確かに響きは似ているね。びょうぶ、びおんぼ。
Real Academia Española (通称RAE: スペイン語の言葉や文法などの規則を管理する団体)の辞書によると、Biombo はポルトガル語が語源で、そのポルトガル語の語源が日本語とのこと。
なんだか、王宮見学から話が随分それてしまいましたが、結論としては中々見ごたえがありました。それぞれのお部屋も素敵だけど、当時の薬局やら、日本の鎧兜 (あんまり保存状態良くないけど) なんかも見ることが出来ます。
この鎧兜は、ヨーロッパ (ポルトガル:リスボン) に到着した日本人が当時のスペイン・ポルトガル王フェリーぺ2世 (神聖ローマ皇帝カール5世の息子、つまり狂女フアナの孫ですな)に進呈したものらしい。
行って損はありませんので、マドリッドを訪れた際には是非(水曜日に行きましょう)!
王宮内は撮影禁止なのでアップする写真はありませぬ。
by dias-madriz
| 2009-03-08 22:35
| Cultura
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